新卒で客室乗務員を目指すなら持っておきたい資格・能力
CAを目指す場合、どういった資格を取得しておけばいいのか気になる方も多いですよね。選考で有利になるもの、フライト中に役に立つものなどさまざまな資格があります。
ここでは、CAになるためにはどんな資格が必要なのか、持っていると有利な資格があるのか解説します!
必要な国家資格はない
パイロットの場合は定期運送用操縦士という国家資格が必須になりますが、CAになるために何か特別な資格や免許は必要ありません。学生さんや既卒の方でも比較的目指しやすいところが大きなポイントといえますね!
ただし、志望先の航空会社で行われる社内試験を通過しなくてはいけないので、事前にスクールに通うなど予め対策しておく必要があります。
英語力が必須条件
多国籍の方とコミュニケーションを取る機会が多いCA。そこで、まず身に付けておきたいのが英語力です。航空会社によって応募できる英語のレベルや基準が定められているほか、TOEICなどの成績表を提出するところもあります。
TOEICで一定のスコアを提出すれば、採用選考での英語試験が免除される場合もあるため、各航空会社の採用情報をしっかり確認しておきましょう。
【英語力を証明できる資格】
- TOEIC スコア600点以上
- 英検2級A(2級合格かつCSEスコアが2,150点以上)
看護・介護系の資格
フライト中、急病人が出た際に活躍するのが看護系の資格です。同じ便に医師が搭乗していれば処置をお願いすることができますが、そうでないケースも少なくありません。
そんなときのために予め看護系の資格や知識を身に付けておけば、周りに医療関係者がいなくても自分で適切な処置対応ができます。仕事上で役に立つだけでなく、選考のときにも有利になるケースが多いようです。
【看護・介護系の資格】
- 看護士
- 救急救命士
- 赤十字救急法救急員
語学系の資格
外国人の観光客には英語圏外の方も多くいます。そのため、英語でコミュニケーションが取れない外国人の方にも対応できるよう、さまざまな言語を学んでおくことも大切です。
そこで、ぜひ習得しておきたい言語なのが中国語。日本に訪れる外国人のうち、約4割以上が中国や台湾から来ています。中国路線だけでなく、日本国内線でも役に立つという点で高く評価されるでしょう。ドイツ語やスペイン語、韓国語もおすすめです。
カンペキに話せるようになる必要はありませんが、日常会話に支障が出ない中級レベルを目指してみましょう!
【英語以外の語学資格】
- 中国語検定 4級~準4級
- ドイツ語検定 2級
- DELE スペイン語検定 B1~B2
ビジネス系の資格
CAは人と関わることが多い職業ですので、正しく日本語を理解していることや高いコミュニケーション力をアピールできる資格を持っていれば、選考で有利に働くことがあります。
特に、おすすめなのはビジネス関連の資格。社会人としてのビジネスマナーやしっかりとした立ち振る舞いができると判断され、採用される確率がグッと上がります。
【選考で評価されるビジネス系の資格】
- 秘書検定 準1級以上
- 日本語検定 1級
まとめ
以上、私が新卒でCAになるためにやったことです!やり方は人それぞれですので、全てやらなくてはならないことというわけではありません。ご自身に合うやり方を見つけるための参考にしていただければ幸いです。
自分で進めていくのが苦手…という方は、エアラインスクールには通うのもいいかもしれませんね!
残念ながら、現在はほとんどの航空会社がコロナウイルスにより採用を一時中止しておりますが、航空業界は人々のライフラインとして需要がなくなることはありません。
また必ず募集がかかる日がきますので、その日を万全に迎えるために、少しでもこの記事を役立てていただけたら嬉しいです☆
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