苦手だった勉強を、続けられる理由
入社後研修を受けている今でも、通勤電車などのすきま時間を利用して、コツコツと資格試験勉強を続けています。
勉強に苦手意識があった私が独学でITパスポート試験に合格したり、勉強を継続できている理由は、夫の存在が大きいと感じています。
夫は仕事柄IT関連技術に興味があって、私よりずっと詳しいんです。これまでパソコンを使う仕事すらしたことがない私が、WORXでエンジニアを目指すようになって夫婦共通の話題が増えて、なんだか夫もうれしそうにしていて。
働きながら資格取得の勉強をするのは大変だけれど、誰かに相談できたり、わからないところを質問したりして、悩みを共有できると続きやすいのではと思っています。
だから私もWORXメンバーのグループチャットでは積極的に「わからないことがあったらなんでも聞いて」と、声をかけるようにしています。私は同期より一足先にITパスポートに合格しているので、同期に教えられることがきっとあるはずだから。
グループを盛り上げたり、引っ張ったりするのは得意じゃないけど、夫がしてくれたように、私も誰かの役に立てたらいいなと思うんです。
私のエンジニアキャリアは、まだスタートラインの手前
子供時代に学校生活に上手く馴染めなかった経験があるので、同年代の仲間がいるWORXの働き方に多少の不安は持っていました。入社から数日間は緊張から他のメンバーとほとんど話せなかったけれど、1週間ほどでどうにか慣れて、今は同期と一緒に帰ったり、アニメや漫画など趣味の話をしたりしています。
WORXの研修ではみんなの前で発言・発表する機会が多く設けられているのですが、人前で話すのが苦手な私にはこれも苦痛でした。でも、数をこなせばなんとか慣れてくるもので、平気とはいかないものの、今ではどうにかこなせるようになってきたと思います。
研修を終えた2020年7月以降は、就業先でエンジニアとしてのキャリアがスタートします。そもそも「会社」という場所で働いたことがないので、電話の受け答えやメール作成経験がないし、Excelの使い方だってわからない。研修をみっちり受けたとはいえ、不安なら山ほどあります。
今はまだエンジニアとしてスタートラインにも立てていないので、将来こんな仕事がしたい!という具体的なプランは描けないけれど、半年後には就業先の業務に慣れていたいし、LinuC 101、102の資格も取っていたいし、CCNAの勉強も本格的に始めたい。学ぶ習慣はできているので、実務に入ってもスキルアップのための勉強を続けていくつもりです。
今はまだスタートラインにも立っていないと語ってくれた藤川さん。未経験からエンジニアを目指す彼女が、WORXでこの先どのようにキャリアを構築していくのか。引き続き成長の過程を記録していきます。
Data
WORX(ワークス)
20代の転職をサポートするMAPグループによる「ファーストキャリア構築支援事業」。学歴や経歴に自信がない、正社員就業経験がない人を、資格取得支援やビジネスマナー研修を通じて即戦力人材へと育成するプログラム。現在は主に未経験からのITエンジニア育成を行なっている。
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