映画『ガントレット』のネタバレ見どころ
ここでは『ガントレット』の見どころをご紹介します。今や世界を代表する名監督のクリント・イーストウッドが主演と監督を務めた作品を感じてみましょう!
ネタバレ見どころ①クリント・イーストウッド演じるベン・ショックリーがダメ男
主人公のベン・ショックリー(クリント・イーストウッド)は刑事としてだけでなく、社会人としても堕落しきっていました。序盤は特にショックリーの怠惰さが強調して描かれています。ショックリーは久々に与えられた重要任務に張り切っていました。
ショックリーに護送任務を与えたのは、黒幕のブレイクロックです。ブレイクロックの予定では、証人の娼婦であるマリーと、捨て駒として利用したショックリーを抹殺するつもりでした。
『ガントレット』は派手なアクションシーンも見どころですが、追撃を振り切りながら進行する二人のロマンスも見どころです。作中の彼らは、刑事と重要参考人でした。
また、二人を演じるキャストであるクリント・イーストウッドとソンドラ・ロックは、プライベートでも親密な仲です。作中のラストシーンでは、二人で生きていく深い余韻を残しています。
ネタバレ見どころ②ストーリー展開がすごい
映画『ガントレット』は、鑑賞者を混乱させないわかりやすい進行です。全てのシーンはクライマックスであり、タイトルにもされているバスで銃撃を受けるシーンを最も盛り上げるために描かれています。バスで銃撃を受けるシーンは、見た目にも凄まじい見せ場です。
しかし派手さ以外にも登場人物の心理にも注目してみると、新しい面白さがあります。ショックリーはマリーにバラの花束を渡していました。物語の序盤では守る側と守られる側の二人でしたが、心を通わせる親密な仲へと変貌します。バラの花束は二人の愛を具現化したような存在です。
そのためマリーは、ショックリーからもらったバラの花束がボロボロになっても手放しません。組織の闇と対峙する物語ですが、壮絶な戦いの中にも愛は芽生えています。
作中では明示されていませんが、強固な愛で結ばれた二人がこの一件が終わったあとも二人で過ごすといった余韻を鑑賞者に想像させるようなラストシーンでした。あえてはっきりと描写しないあたりがクリント・イーストウッドらしさを感じさせる映画です。
映画『ガントレット』の口コミ・評価
こちらでは、映画『ガントレット』を実際に鑑賞した方の口コミや評価をご紹介します。賛否どちらも掲載いたしますので、参考にしてみてください。
良い口コミ
イーストウッドとソンドラロックというゴールデンコンビ。どこかにハリーキャラハンの臭いが漂う役はイーストウッド特有の雰囲気で見ていて痛快。これでもかと云う銃弾は見もの。
引用元:https://filmarks.com/
涙なしには見れない。もう何度も見たのに土曜の昼に小さなブラウン管で見ても涙がにじんでくるのを止められないラスト十数分。もちろん最初から全部楽しいです。
引用元:https://filmarks.com/
中立的な口コミ
マフィアがらみの裁判の証人を護送する任務中、これでもかというくらいに命を狙われる刑事。ラストの警察の人数が尋常じゃない。
引用元:https://filmarks.com/
いろいろツメが甘くて矛盾点も気になる。でも話の大筋は好き。主人公(女)は、頭と気が強い女。会話のキレが良い。主人公(男)には、同情心なのか何なのか感情移入した。
引用元:https://filmarks.com/
悪い口コミ
バスを挟み撃ちにするにしても、向かい合って撃ったらお互いに当たって死ぬと思うんですがそれは・・・みたいな思いがどうしても出てきてしまった。
引用元:https://filmarks.com/
古い映画だからだろうか臨場感とストーリーの穴が目立ってしまう。
引用元:https://filmarks.com/