セーターを着るなら、首とウエストラインが分かるものを
婚活の服装で気を付けるポイントは、ウエストのクビレやバスト等の体のメリハリが分かるようにしておくということと、手首、首、足首等は出すということです。
タートルネックセーターと、首は見えているけれどゆったりシルエットのセーターと、Vネックのニットを着て比較。右のVネックが一番きちんとして見えませんか？
同じ色のニットで、タートルネックのセーターと、首は見えているけれどゆったりシルエットのセーターと、Vネックニットを着て比較してみましょう。すると、Vネックが一番きちんとして見えます。
タートルネックは顔が大きく見えるのでNGです。ゆったりシルエットもウエストラインが隠れるためカジュアル過ぎて、きちんとオシャレをしてきた感じを出しにくいためNGです（親しくなってからのデートや日常のおしゃれでは、もちろん好きなものを楽しんでください）。
女性は体型を隠したがる方も多く、今のトレンドもゆったりしたシルエットが多いので、婚活の場で“男性ウケしない服装”の方が増えています。
寒い時期なら、お付き合い前のデートで男性がジャケット＆スーツを着用することもあるでしょう。その時にタートルネックやゆったりニットでは相手より楽な恰好で、TPOにも合っていないのです。自分より楽そうな服装をしてきた女性を「自分と会うためにオシャレをしてきてくれた」とは思いにくいでしょう。
暑い時期より寒い時期に、美意識の低さが際立つ
長年恋人がいない女性は、男性と会う目的に対応した服をあまり持っていないことも多いです。それでも暖かい季節はそれなりに肌の露出もあり、夏服は安いのであまりボロボロという方はそんなに見かけません。
筆者はコロナ前の冬に、ヒートテックが首や手首からチラ見えする女性や毛玉だらけの女性相談者を多く摘発しておりました。
脱いだコートの内側にクリーニングのタグを見つけたこともありましたし、ブーツが擦り切れているとか、タイツが伸びきって足首でダブついている人もいました。
コロナ流行以降、対面の相談も減り服装の手抜きを見つけにくくなりましたが多分、絶滅はしていないと思います。
婚活の場では手抜き認定されてしまう服装でも、恵美さんのように日常的に華やかにする必要がない業界で働いていれば、自分が手抜きしているという自覚を持てないこともあるでしょう。
服装で手抜きをしてしまう女性たちは不思議なぐらい、良い出会いがない原因が自分の外見にあるとは気が付きません。
「自己肯定感が低いから恋愛がうまくいかない」「高望みしすぎているのかな」などと自分の“内面”のせいにしてしまったり、不景気で草食系男子が増えたと思っていたりするのです。
外見は1か月でレベルアップ可能なのにもったいないです。是非、これからの衣替えでクローゼットを見直してみてください。
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＜取材・文／菊乃＞ 菊乃 恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter：@koakumamt
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