こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。
看護師の恵美さん(仮名・32歳)は、婚活を始めたものの「また会いたい」と思える男性になかなか会えず。自分が高望みしすぎているのか、心構えを変えた方がいいのかと悩んで、私のところへご相談にやってきました。
写真はイメージです
恵美さんは「看護師資格保有・共稼ぎ希望・結婚後は相手に合わせて転職も可能・年収500万円」と条件面は問題ないのです。相手の収入で高望みすることもなく、自分より年収が低い男性とも積極的に会っていました。
「婚活でタートルネック」という落とし穴
ただ、恵美さんは婚活で、タートルネックを着ていたのです。
「寒いのが苦手なので。タートルネックはダメですか?」 「寒いのは分かるけど、首はストールとか巻いて温めて、デコルテは出した方が印象はいいですよ。タートルネックだとよほど元がいい人じゃない限り、おしゃれして着たように見えません」 「タートルネックはオシャレじゃないのですか? スカートは履いているんですけど」 「スカート履けばオシャレってわけじゃないですよ」
タートルネックはオシャレじゃないというのがピンと来ない、恵美さんのような方は多いです。
タートルネックとVネック、どちらがすっきり見えますか?(写真は筆者、以下同)
タートルネックとVネックを着て比較してみるとわかりやすいのですが、首が隠れるタートルネックは、顔が大きく見えスタイルが悪く見えるのです。
秋冬の婚活だと寒いのは分かりますが、防寒重視で寒さ以前に男性の視線も防いでしまうのがタートルネックです。
毎日制服で仕事をする人こそ要注意なわけ
看護師の恵美さんに限らず、医療関係の方は総じて、外見を飾る点においての婚活戦闘力が低めというのが筆者の見解です。毎日制服で仕事をする以上仕方がないことかもしれませんが、だからといって「看護師だからもっさりしていても仕方がないな」とは男性は思いません。
婚活で男性が検索する条件は年齢、地域です。条件内の年齢・地域で女性の写真がずらっと並び、そのたくさんの女性の中から写真を見て興味を持ったらタップしてプロフィールを読むのです。
恵美さんが勤務しているのは郊外の医療機関で、職場に着いたらすぐ制服に着替えているそうです。化粧ポーチを見せてもらったのですが、ヴァセリンと目薬など渇きを潤すものだけで彩るものがゼロでした。
「お化粧は家でやって出ていくので」 「いやいや、マスク着けるし、外した時にマスクの跡がついてるとか、口紅が消えてるとか修正必要になるじゃん」 「そういうの気にしませんでした」 「気にしようよ!! 恵美さんの場合、変えるのは心構えじゃなく外見!」
婚活の場では、男性側は恵美さんのような“郊外で働く看護師”と“丸の内OL”を同じ土俵で比較検討しているのです。写真の時点できちんとした格好ができていないと「会ってみたいな」と思ってもらいにくいのです。
職場環境が理由なのは仕方がないにせよ、外見を整えることは相手の立場に立った気遣いなのです。