ロシアとの戦争により、ウクライナから多くの人々が近隣の国々に避難しています。ただ18歳から60歳までの男性は、防衛のため国を出ることができず、女性や子供たちだけが他の国に行くケースが多くなっています。そんな中、父をキエフに置いてきたと涙ながらに語る幼い少年の映像が話題となりました。

父と離れ離れになるという辛い経験をしなければならなかった少年

どんな理由であれ、子供にとって両親と離れて暮らすことは辛いものです。特に、自分の父が戦争のために国に残らなければならないとしたら、想像を絶する辛さに違いありません。

バスに乗ってウクライナから他の国に移動をする途中の少年の映像が世界中に広がりました。この少年はバスの中で「お父さんは英雄たちを助けるんだ」と語っています。それと同時に「戦いさえするかもしれない」と、父の身を案じています。涙を拭きながら父を置いてきたことについて語る少年と、その横で少年の話を聞いていた母親が黙って涙を流す姿に、多くの人々の心を揺さぶられ、悲しみを共感しました。

一刻も早い終結を望む

多くの人々が一瞬にして安全な暮らしを奪われたロシアによるウクライナへの侵略。政治的な面だけでなく、今回の少年のように一個人に焦点を当てることで、より自分ことのように実感することができます。幼い少年が戦争により父親と引き離されるような現実は、誰も望んでいないはずです。子供が辛い気持ちをこらえて父と離れる姿に、より一刻も早い終結を望まずにはいられません。

文・山根ゆずか

【こちらの記事も読まれています】
富裕層は絶対にやらないNG習慣4選
ラーメンの原価率はいくら?ラーメン店オーナーに聞いてみた!
年金未納を続けた人の悲惨な末路 当てはまる人は要注意
お金持ちが多い都道府県ランキング!3位東京都、2位三重県、1位は?
「ユニクロ」予算3000円でコスパ最強の服を選んでみた