松本城や上高地、旧開智学校になわて通りなどをはじめとする長野・松本の観光スポットの中で、トリップノートの4万人の旅行好きトラベラー会員(2019年7月現在)が実際に行った松本の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:松本城
犬山城、彦根城、姫路城、松江城とならび、日本に5つしかない国宝の城のひとつ。五重六階の天守としては現存する最古のもので、戦国時代の永正年間に造られ400年以上の歴史をもちます。五重六階とは、外からは5階に見えるのに、内部は6階建という秘密の階が存在する造りのことで、戦国時代ならではの敵を欺いた造りです。最上階までは階段を上っていきますが、その段数は約140段で最大傾斜が61℃とかなり急な階段となっています。
2位:河童橋
上高地のシンボル的存在となっている、梓川にかかる全長36.3m、幅3.1mのカラマツ製の吊り橋。現在の橋は平成9年(1997年)に架け替えられた5代目。初代は明治24年(1891年)に建造されました。穂高連峰が間近に迫るような、素晴らしい眺めを楽しむことができ、記念撮影スポットとしても人気です。
3位:大正池
活火山である焼岳が大正4年(1915年)に噴火したことより、噴出した熔岩や泥流で「梓川」が堰き止められてできた池です。風のない晴れた日は、穂高連峰の山々を水鏡に映し出す絶景が見られることも。周辺の立ち枯れした木々も美しさを演出し、上高地でも有数のビュースポットとなっています。
4位:旧開智学校
明治6年(1873年)に第二大学区第一番小学開智学校として開校。現在保存されている校舎は、明治9年(1876年)に新築され、昭和38年(1963年)まで実際に使われていた、日本で最も古い小学校のひとつです。明治時代に流行した和洋折衷の擬洋風建築で建てられ、重要文化財にも指定。校舎内は見学も可能で、現代までの教育資料の展示がされています。
5位:上高地バスターミナル
上高地を観光する際はマイカーの乗り入れはできないため、長野県側の「沢渡」駐車場もしくは岐阜県側の「平湯温泉」の駐車場に車を止めて、バスかタクシーで向かいます。バスで訪れる場合は、かっぱ橋の手前にあるこちらの「上高地バスターミナル」がバスの発着所となり、上高地散策の拠点ともなります。
両駐車場から「上高地バスターミナル」までは約30分ほど。ピーク時はバス車内も道も大変混雑しますので、ゆとりを持って行動しましょう。ターミナル周辺には、おみやげ店やホテル、食堂やインフォメーションなどもあります。
6位:明神池
上高地を代表する人気スポットのひとつ。正面に明神岳を望む明神池は、一之池と二之池の二つの池があり、かつては「神池」と「かがみ池」とも呼ばれていました。一之池では雄大な明神岳と広々と広がる美しい明神池の風景を、二之池では庭園のような風景を楽しむ事ができます。穂高神社奥宮の境内にあたるので、見学には拝観料が必要です。
7位:明神橋
明神橋は、上高地の梓川沿いにある左岸歩道と右岸歩道の合流地点にある、ホテル明神館の近くにかかるつり橋。橋の正面には明神岳最南峰がそびえ立ち、絶好の撮影ポイントになっています。橋を渡ると、6位にランクインしている明神池へと続きます。
8位:なわて通り
松本城からは歩いて5分、松本駅から歩いても10分と、アクセスしやすい場所にあります。縄のように長い土手からなわてと呼ばれるようになったこの通りのシンボルは、カエル。カエル大明神など、街のあちこちでカエルのオブジェが迎えてくれます。懐かしい玩具や駄菓子、地元の名産や特産品を扱うお店が50軒ほどつらなっており、お土産探しにも楽しい通りです。