そんな“複数の人格”をもつ闇のヒーローの前に立ちはだかるヴィラン、アーサー・ハロウを演じるのは、脚本・監督、舞台演出、小説を手掛け、幾度もアカデミー賞にノミネートされているイーサン・ホーク。彼は「この作品の素晴らしいところは、全く新しい世界で新たなヒーローに出会えるところだ。ドラマのあらゆる部分に“二面性”があり、きっとこれまでの常識を大きく覆すことになる」と、イーサンならではの視点で本作の特徴を説明し、深まる謎へ期待を持たずにはいられない。そして、スティーヴンの中に潜むもうひとりの人格マークをよく知る女性考古学者のレイラを演じるメイ・キャラマウィは「まるで『ファイト・クラブ』と『インディ・ジョーンズ』が融合したみたいにダーク、壮大で超自然的な世界観ともつながっていて素晴らしいの」と映画史に残る名作たちにも引けを取らない、本作の独特の世界観を解説した。

映像では、月夜に照らされ、一目でその凶暴性が伝わってくるほどの迫力を備えた〈ムーンナイト〉の姿が映し出されているが、プロデューサーのケヴィン・ファイギは「ムーンナイトは素晴らしいキャラクターで、ビジュアルもすごく独特なんだ」と、ダークでミステリアスな姿について自信を覗かせる。そんな MCU に新たに誕生した複数の人格を備え、純白のスーツに身を包んだ闇のヒーロー〈ムーンナイト〉の活躍から目が離せない。

観る者すべてを騙す超現実スリラー・アクション『ワンダヴィジョン』、キャプテン・アメリカの盾≪意志≫を継ぐヒーローを巡る物語『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』、“裏切り王子”の異名を持つヴィランが主人公の謎解きタイムトラベル・スリラー『ロキ』、アベンジャーズを辞めたい男が主人公の『ホークアイ』全世界で注目されるマーベル・スタジオのオリジナルドラマシリーズ。注目の最新作であり、MCU 史上最も<ミステリアス>なアクション・サイコスリラー『ムーンナイト』は 3 月 30 日(水)16時より日米同時配信開始。