現地時間4月3日(日曜日)、第64回グラミー賞授賞式が開催された。グラミー賞は当初、1月31日に開催予定だったが、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受け、2ヶ月遅れての開催となった。

今年のノミネートは、アルバム『We Are』で8部門、2020年のピクサー映画『ソウルフル・ワールド』で3部門、計11部門にノミネートされたジョン・バティステがリード。続いて、ジャスティン・ビーバー、ドージャ・キャット、H.E.R.が8部門でノミネート、そしてビリー・アイリッシュとオリビア・ロドリゴがそれぞれ7部門でノミネートされていた。

同授賞式では、司会のトレバー・ノアが、先日のアカデミー賞でのウィル・スミスのビンタ事件をジョークにし、ウィルの「妻の名前を口にするな」という暴言から「誰の名前も僕たちは口にしないでおこう」とコメントしたことが話題となった。

また、ビリー・アイリッシュが先日亡くなったフー・ファイターズのテイラー・ホーキンスを追悼し、彼がプリントされているTシャツを着てパフォーマンスを行ったり、BTSのVがオリヴィア・ロドリゴと仲良くしたりする姿などが注目を集めた。

オリヴィア・ロドリゴが最優秀新人賞を受賞した際、ビリー・アイリッシュが拍手でよろこぶ姿も映し出され、感動的なハイライトが多々見受けられた授賞式となった。