11.金剛輪寺
湖東三山のひとつに数えられる寺院で、天平13年(741年)に行基が開山しました。紅葉の名所としても名高く、とくに金剛輪寺の本坊である明寿院の池泉回遊式庭園の紅葉が見事。色鮮やかな深紅のもみじは「血染めのもみじ」とよばれています。弘安11年(1288年)建立の本堂は国宝に指定。
本堂へつづく参道は坂道や階段がなかなかきついけれど、参道沿いには千体地蔵が並び、歩くだけで心が穏やかになりますよ。
12.安土城跡
標高約200mの安土山一帯にある、かつて織田信長が居城した「安土城」跡。天正4年(1576年)から3年かけて完成したものの、天正10年(1582年)の「本能寺の変」のあとに焼失し、その後廃城となりました。現在でも石垣や、重巨人らの住居跡の礎石などが残っており、国指定の特別史跡となっています。
13.浮御堂
琵琶湖に浮かぶ「満月寺 浮御堂(うきみどう)」は、琵琶湖を象徴する景色のひとつ。近江八景「堅田の落雁(かたたのらくがん)」としても知られており、この美しい景観は松尾芭蕉はじめ多くの歴史上の人物たちに愛されてきました。
平安時代、天台宗の高僧・源心僧都(げんしんそうず)が湖上安全と衆生済度を祈願し、一千体の阿弥陀仏を安置するために築いたのが起源とされています。現在の建物は昭和12年(1937年)に再建されたもの。昭和57年(1982年)にも修理が行われました。琵琶湖観光の途中に立ち寄って、参拝したいですね。
14.滋賀農業公園ブルーメの丘
ドイツ・バイエルン地方をイメージした観光施設。園内には4つの大きな花畑があり、春のメイン畑には「ブルーメの丘」がとくに力を注いでいるチューリップが咲き誇ります。見頃は4月中旬〜5月上旬で、開花数は約120種13万本。一年で最も見応えのある時期です。
そして夏のメイン畑には10万本の黄色いひまわりが元気に咲きます。見頃は7月下旬〜9月上旬。その後9月下旬〜11月上旬には100万本のコスモス、11月下旬〜5月上旬には冬の大花壇や沿路に8,000本のパンジー・ビオラが咲き誇ります。
花畑のほかにも、高さ17メートルのドイツ製巨大アスレチックである「アルプスジム」も人気!本格的なボルダリングや自転車で一本橋を渡るアトラクションなど72の難関を自由に選択しながら進むことができます。さらに、カピバラやカンガルー、アルパカなどの動物とのふれあい体験などもできます。
15.永源寺
「永源寺」は康安元年(1361年)に創建された寺院です。「永源寺」の本尊である聖観音像は非公開の秘仏(ひぼとけ)で「世継ぎ観音」と呼ばれ、祈願することで子宝や跡継ぎに恵まれると伝えられています。
滋賀県随一の紅葉名所としても知られており、「もみじの里」として親しまれています。境内には約3,000本のもみじがあり、見頃を迎える11月上旬から11月下旬にかけて一斉に真っ赤に色づく様子は見事です。シーズン中には夜間のライトアップも行われ、夜は20時30分まで門が開いています。また同時期に庭園の特別公開も行われ、抹茶とお菓子がついて別途500円で楽しむことができます。
16.滋賀県立 陶芸の森
陶芸の町・信楽にある文化施設で、やきものを素材に、創造・研修・展示など多彩な機能を持っているのが特徴。広い敷地内には、やきもの専門の美術館や創作館、信楽産業展示館などがあり、信楽焼の製造過程や製品を見ることができます。
敷地内には遊歩道も整備されており、歩いて散策することも。また、信楽産業展示館内に併設されたカフェレストランは、ピザが美味しいと好評です。
17.佐和山城跡
石田三成が五層の天守を持つ城に大改修し、居城とした事で知られる「佐和山城」。関ヶ原の戦いで石田氏が滅亡すると、徳川四天王の一人であった井伊直政が入城したのですが、領民たちの前領主(石田三成)への思慕を断ち切るため、井伊家は新たに彦根城を築城し、こちらの佐和山城は廃城となりました。
廃城が決められた佐和山城は徹底的に城割された為、現在は石垣の一部や、櫓の一部などが残っているのみとなっています。立派な天守などはありませんが、戦国の歴史を感じられるスポットです。
18.長命寺
琵琶湖の湖岸脇にある長命寺山の山腹250mの位置に建つお寺で、寺院の名の通り長寿にご利益のあるお寺として知られています。武内宿禰が長寿を祈願し、のちに聖徳太子によって開基したと伝わる歴史深いお寺です。
19.百済寺
湖東三山のなかで最も古く、推古天皇14年(606年)に聖徳太子が創建したと伝わる寺院です。近畿五大紅葉にも選ばれる美しさで、とくに東の山を借景にした本坊内庭園(ほんぼうないていえん)の紅葉にはため息もの。この庭園は「天下遠望の名園」とも称され、庭園の紅葉の風景は、「日本の名庭百選」のひとつにも選定されています。
20.湖北水鳥公園
琵琶湖湖畔の湖北町にある、バードウォッチングが楽しめる公園。この一帯には、220種2万羽近くの水鳥の飛来が確認されており、公園内に設置された湖北野鳥センター内からは、フィールドスコープで水鳥を間近に観察できるほか、専門員による鳥や自然についての解説を聞くこともできます。
幻想的な夕日の美しさでも知られ、また神秘的な水中木が絶景だと、SNSなどでも人気を集めています。
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