「結」という漢字を入れたいと思っている方はいますか?子供が産まれて、名前をつける時ギリギリまで悩むことも多いですよね。男の子でも女の子でも使える「結」という漢字は、人気があります。「結」の漢字の意味や由来を知って、名前に取り入れましょう!
【結】の漢字について
子供が産まれた時に、親からの最初のプレゼントが名前ですよね。どのような名前をつけようか悩むことも多いのではないでしょうか。
一生名前はそのままなので、先々の人生までしっかり考えた名前をつけたいと思うことでしょう。両親から一文字ずつ漢字を取る場合もあれば、姓名判断を見てベストな名前をつける方もいます。ここでは、「結」という漢字についてご紹介していきます。
読み方
「結」は、「ケツ」「ゆう」「ゆわえる」「むすぶ」と読みます。「ケツ」は結婚の「ケツ」や団結の「ケツ」として使われますよね。「髪を結ぶ(むすぶ)」「紐で結わえる(ゆわえる)」といったような使い方をします。
「結」は、女の子に多いと思われがちですが、女の子でも男の子でも使われている漢字です。名前で使われる場合は、「ゆう」「ゆい」といった読み方がよく使われます。「結」という漢字を使った名前は、柔らかいイメージがあり、人気の漢字です。
画数
「結」の画数は12画です。名前をつける時、姓名判断を見て名前をつける方もいますし、姓名判断を気にしないという方もいますよね。
姓名判断を見る場合、名前の合計画数が「地格」と言われ、人間性や本質を表しています。産まれてから30歳くらいまでの運勢はここで見ることができるのです。画数で「大吉」「吉」「小吉」「凶」があります。
姓名判断で見る場合は、地格以外は名字が影響してきます。名字によって、運勢も変わってきますが、名前の合計画数の地格だけで見るなら、「大吉」や「吉」になるようにすると良いでしょう。
姓名判断で決めようと思っている方は、名字と名前の画数を見ながら、決めてみてくださいね。
由来
「結」の由来は、「糸」と「吉」に分けて考えます。「吉」の下部分の「口」は器を表しています。その上の「士」の部分は刃物を表していて、この刃物は器の上におまじないとして置き、効果をもたらす様子を表しています。
それにより願いが叶った「吉」を「糸」でしっかりと固く結びつけることから、この「結」という漢字ができました。
意味
「結」の漢字は、「糸」と「吉」に分けられます。それぞれの意味を見ていきましょう。まず「吉」の漢字は、「引き締める」という意味があります。
糸と組み合わさることによって、「糸を引き締める」から「糸を繋ぎ合わせる」と変化し、最終的には「むすぶ」という意味になりました。良い意味であることから、気に入って「結」の漢字をつける方も多いのです。
イメージ
「結」は、「縁結び」や「出会いを結ぶ」というように使われます。これから素敵な出会いが待っているから、しっかり心をつなぎ合わせて離さないようにというイメージがあります。
また、「実を結ぶ」という言葉がありますが、努力や苦労を重ねることで結果良い方向に繋がっていくことを意味しています。自分の目標に向かって突き進むことで、自分の人生を思うように切り開いていくことができるというイメージもあるのです。
【結】に込められる想いとは
子供の名前をつけた時、「名前の由来は?」と聞かれることも多いですよね。子供の名前をつける時は、妊娠中から楽しみながら名前を決めている方もいるでしょうし、産まれて子供の顔を見てから決めるという方もいます。
子供にとって名前は一生ものなので、親がいろいろ考えて、その子に合った良い名前をつけます。「結」の漢字を使った場合、「結」に込められる想いとはどのようなものなのでしょうか。見ていきましょう。
人との繋がりを大切にする子に育ちますように
「結」には、人との繋がりを大切にする子に育ちますようにとの想いが込められています。この世に産まれてきてからずっと人と関わって生きていくことになります。人との繋がりには、家族との繋がり、友達との繋がり、職場での繋がりなどさまざまです。
人との関わりが面倒だし、一人が気楽だと思う方もいるかもしれませんが、ずっと一人でいるというのは孤独を感じるものです。人との繋がりが大切だと思う時が必ず来るでしょう。
人との繋がりを大切にする子に育ってほしいという想いから、「結」の入った漢字をつけるのです。
どんなことに対しても一生懸命取り組む子になってほしい
努力が実を結ぶというように、苦労があっても結果良い方向に進んでいくという意味があるので、どんなことに対しても一生懸命取り組む子になってほしいという想いが込められています。
物事に対して諦めることなく、一生懸命取り組むことで、結果はついてきます。何かの目標に向かって突き進み達成感を味わうと、もっと力を伸ばしていけるようになるでしょう。
協調性を大切にし自分の力を存分に発揮できる子になってほしい
「結」は、団結するといった意味でも使われます。協調性を大切にし、自分の力を存分に発揮できる子になってほしいという想いが込められています。
何でも自分一人で解決しようとしないで、周りを頼ることも大切です。周りと協力し合うことで、自分の力をより出すこともできるのです。そのような想いから「結」がつけられます。