約100名が約6か月間の科学的検証実験
今回の共同研究では、同社運営の運動指導を提供する「デイサービスセンター楽フィット筑西」にて、約100名の利用者に協力してもらい、約6か月間に渡って運動とeスポーツを用いた科学的検証実験を実施している。
テーマを「eスポーツで引き出すWell-beingに関する研究」とし、研究責任者を筑波大学の体育系助教である松井崇氏が務め、研究期間2月~2023年3月に研究を行っている。
ここにポジティブな効果が確認できれば、高齢者における新たなウェルビーイング方策として運動とeスポーツの同時実施を社会実装するための基礎データになるものと考えている。
運動とeスポーツのプログラムを開発
関彰商事/セキショウグループと筑波大学は、2020年6月に筑波大学アスレチックデパートメントとのパートナーシップ協定の締結以来、地域社会の「ウェルビーイング」の向上を目指して、様々なプロジェクトで協働している。その一環として、今回の共同研究が計画されたという。
この共同研究の成果に基づいて、運動機能、認知機能、社会的機能を改善する「運動とeスポーツを組み合わせたプログラム」が開発される計画だ。また、プログラムの実施ノウハウの提供を含め、新たな事業展開を目指しているという。
高齢者や地域社会のウェルビーイングに向けた取り組みに注目してみては。
※身体的・精神的・社会的に充足した状態
提供・STRAIGHT PRESS
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