海外のセレブや髪を染められない学生に人気のヘアチョーク。使ってみたことありますか?「すぐに落ちそうだし、使い方がよくわからない」と手が伸びない方が多いようです。しかし一度使うとその便利さにはまってしまいますよ!!髪色に合わせた選び方もマスターして、思いっきりおしゃれを楽しんでみませんか?
ヘアチョークとは?
海外のセレブや芸能人が使ったことで日本でも徐々に知名度が上がったヘアチョークというもの。どんなものだかあなたはご存知でしょうか?
シャンプーで落とせるカラー剤
ざっくり説明すればこんな感じです。チョークのように粉状の染料をプレスして固形にしてあります。チョークって水で流せば落ちますよね。それと同じでヘアチョークもシャンプーで流して落とすことができるんです。
一日だけ楽しむことができますので、校則や社則で染められない人が男女問わず愛用しています。特に原宿系ファッションを愛する人々からは熱い注目を集めているんですよ。
染髪では難しい色が楽しめる
ヘアチョークは粉を髪にこすりつけることで色をのせるので、髪を染めるのとは違います。キューティクルを突破する染髪剤は色の制限があります。どうしても地毛のメラニン色素が影響してしまうので鮮やかな色を思い通りに出すのは大変です。
青やピンクなどの色で染髪しようとすると、まずブリーチをしなくてはいけません。通常2、3回は必要になってしまいます。筆者は真っ黒な髪なのですが、過去ヘアカットイベントにモデルとして出たとき5回もブリーチしてやっと金髪になりました。
金髪にした上でヘアマニキュアで原色系の色を入れて…やっとできあがり。それに対してチョークは髪表面に滑らせるだけなので簡単なんです!!
カラフルで色が豊富
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まるで色鉛筆のケースに入っているかのようなカラフルな色展開がなんといっても魅力です。地毛の色に多少は左右されますが基本的に発色が鮮やかで見たままの色を再現することができます。パステル系、くすみ系、ビビッド系など色調も自由自在です。
ヘアチョークの選び方
実際使ってみたいけれど、どれを選んだらいいのか悩んでしまいますよね。3つのポイントがあるのでこれから解説していきましょう。
色味をチェック
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まずは、どんな色を入れたいのかチェックするようにしましょう。たとえばピンクを買いたい!!と思っても意外と色味のバリエーションって多いんです。紫に近いピンク、パステル調のやさしいピンク、赤に近いピンク…などさまざま。商品の写真や口コミを事前にチェックしておきましょう。
髪のトーンに合わせる
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ヘアチョークでも、製品によってカラートーンが違います。明るい色もあれば、くすんだ色もあるんです。髪が黒いとビビッド系のチョークのほうがいいでしょう。やさしい色だと「思ったより発色しない」と感じる人が多いからです。一方茶髪、金髪と明るめの髪色ならパステル・くすみ色のほうがよくなじみます。
派手にしたいならビビッドな色を選んでいいのですが、色が濃すぎて失敗した…という意見もありますのでよく考えてえらびましょう。
ヘアチョークの正しい使い方
色が強く付くヘアチョークは使い方を間違えると大変なことに・・。色をしっかりのせるためにも、まずは正しく使うことを考えてください。
まずは手袋を装着
手に付着すると、染めたくない部分までヘアチョークが付いてしまうことがあります。手を洗い流すのも大変なので手袋を使用することを推奨します。ドラッグストアにいけば使い捨て手袋がどこでも買えますので、ヘアチョークを使うなら常備しておくようにしてください。
ストレート・カールは先につける
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ヘアチョークで染色してからアイロンなどを使うと色が抜けてしまいます。スタイリングをまず先にしてから次の段階に移りましょう。
髪を軽く湿らせる
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ヘアミストなどで軽く湿らせてください。色の定着を促す効果がありますのでこの行程は必須です。あまりぬらしすぎるとセットが崩れてしまうので、ほんのり湿るくらいで大丈夫ですよ。
ブロッキングは必ず
髪を束にわけることをブロッキングといいます。ピンやクリップなどで髪を束に分けてから少しずつ染めていくのがポイント。塗りムラをさけ仕上がりがきれいになりますよ。
ドライヤーして乾かそう
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全体的にチョークを塗り終わったら、ドライヤーの温風で乾かしましょう。生乾きのままだと色抜け・色移りの原因になってしまいます。スタイリングが崩れないように弱風で乾かしてください。
仕上げにスプレー
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乾かし終わったらスタイリングキープできるスプレーなどで固めましょう。髪をコーティングすることで色持ちを良くしてくれますよ。
ヘアチョークの注意点
ヘアチョークは簡単に染髪できるメリットがありますが、その中でデメリットもありますのでその点を今からチェックしておきましょう。
色がつきやすい服は注意!!
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白系などの洋服を着るときにヘアチョークを使ってしまうと、色移りしてとれなくなってしまう可能性があります。一度服に付くと繊維の間に入り込んでしまい「クリーニングしてやっと取れた」という体験をしている方がたくさんいるんです。洋服への色移りには十分注意しましょう。
雨の日は使わない
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水に流れてしまう性質ですので、雨の日の使用は避けてください。ヘアチョークの製品のパッケージには大体書いてあるのですが、知らずに使ってしまうと酷い結末が待っています。お天気との相談になってしまうのですが、こんなデメリットもあると理解しておいてくださいね。