昔から芸能界では珍しくない年齢詐称。売り出すために実年齢よりも若く設定するケースが多々あります。
でも、これは芸能人に限らず、一般でもよくある話。マッチングアプリなどのプロフィールの年齢を若く記入するのは当たり前のように行われ、なかには合コンの席で堂々を年をごまかす女性だっているといいます。
写真はイメージです(以下同じ)
出会ったときは1歳年上だった夫
「でも、私の場合は年齢を偽(いつわ)っていたのは旦那のほう。女性ならともかく、男性で年齢詐称って聞いたことがなかったので事実を知ったときは驚きました(苦笑)」
そう語るのは、米国籍の夫を持つ香織トンプソンさん(仮名・38歳)。2人が出会ったのは約9年前。当時、彼はすでに日本で働いていたそうで、2人は同じバー常連客同士だったとか。
顔を合わすうちになんとなく話すようになったのがきっかけで、仲良くなったといいます。
「そのときは私の1歳年上だったんです。それからしばらくして彼と付き合うことになったんですけど、年齢がウソなんて思いませんから当然疑いもしませんでした」
そんな彼女が彼の本当の年齢を知ったのは付き合い始めてから1年半ほどたったころ。国際結婚に向けて必要な書類を手配したり、準備を始めたころでした。
衝撃の事実を打ち明けられた
実は、書類に記載されていた彼の生年月日が何気なく目に入り、聞いていた年と違っていたのです。そこで問い詰めると、彼から衝撃の事実を打ち明けられたそうです。
「『ずっと話さなきゃいけないとは思っていたんだけど……』って思い詰めた表情で言うんですけど、要は私に対して年をごまかしてたってことじゃないですか。
これが女性である私が年をサバ呼んでるならまだわかりますが、彼は男性ですよ。しかも、アメリカ人で少なくとも日本人以上にそういうのは気にならないと思うんですけどね。ずっとウソをつかれていたことに少しイラッとはしたけど、正直意味がわかりませんでした」
4歳もサバを読んでいた理由は「年下だと恥ずかしいから」
ちなみに彼の本当の年齢は、彼女の1つ上ではなく3歳下。つまり、4つも年をごまかしていたことになります。サバを読んでいたことになります。
彼女が問い詰めると、年を偽った理由を話し始めたそうですが、それは非常にくだらないものだったそうです。
「『年下だと男として恥ずかしいから……』ですよ。ハァ?何それって思うじゃないですか。女性が年上のカップルなんて日本でもアメリカでも珍しくないのに。聞いているうちにバカらしくなって、力が抜けちゃいましたよ(苦笑)」
しかも、彼が香織さんについていたウソはこれだけではありませんでした。