英Evening Standardによると、2020年の発表後もマダム・タッソー館は、ワン・ダイレクションのフィギュアを一緒に保管していたという。
また、この発表以降、熱狂的なダイレクショナー(1Dファンの愛称)からは、SNSを通じて、ハリー・スタイルズの髪やリアム・ペインが着ているベスト、ルイ・トムリンソンのスニーカーなどを譲り受けたいという申し出が続出。中にはボーイズのくちびるや手足、小指など、体の一部分を求めるファンや、さらには、シドニーからプライベート・ジェットをチャーターするので、フィギュアを送ってほしいと頼んできた強者(つわもの)もいたそうだ。
ツイッターには、「ワン・ダイレクション(のフィギュア)がもうマダム・タッソー館にはもうないと知り、打ちのめされている。ニセモノのボーイズと二度と写真を撮ることができないという事実に、文字通り喪に服している」「もしマダム・タッソーがワン・ダイレクションの蝋人形を廃棄するのであれば、それらをもらえる?もし必要ならハリーだけでも良いのだけど」などといった投稿がなされている。
こうしたファンの反響について、マダム・タッソーのゼネラルマネージャーは、「(活動を)休止してから6年経ちますが、ワン・ダイレクションのファンからは、全てのフィギュア、もしくはその一部を譲り受けたいという申し出が数多く届いています。彼らがファンにどれほど大きい影響を与えたかを物語っていると思います。ワン・ダイレクションのフィギュアは9年間、マダム・タッソー・ロンドンの重要な一部(展示物)でした。もうバンドのフィギュアを見に来ることができないと悲しむファンがいることもわかっていますが、彼らに別れを告げるときが来たのです」と述べている。
提供・tvgroove
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