福岡県の子育て環境

福岡県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

福岡県では、子育てをしながらも働きやすい職場づくりを目指す「子育て応援宣言企業」や、子育て家庭がサービスや特典が受けられる「子育て応援の店」などの登録制度を実施し、安心して子どもを生み育てることができ、次代を担う子どもたちが健やかに生まれ育つことができるように、地域全体で支え応援する社会づくりを進めています。

具体的には、不妊治療に対する支援を充実させたり、子ども医療費助成制度の補助対象を中学生まで拡大したりしています。

また、新たに、ネットトラブルに遭っている青少年の支援や、福岡県立大学を中心とした不登校児童生徒への社会的自立支援プログラムを作っています。

さらに、待機児童の解消を推進するために、事業者が行う小規模保育などの整備や市町村が行う保育士確保の取り組みなどを支援するとともに、市町村の待機児童対策を支援するアドバイザーを派遣します。また、保育士からの相談対応などを行う「保育士・保育所支援センター(仮称)」を設置します。

福岡県で住むならどこがいい?

福岡県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

では、具体的に、福岡県で住むならどこが良いのでしょうか。おすすめの街をいくつか紹介します。福岡県では、福岡県へ移住・定住をされる人を対象に、各市町村でさまざまな支援制度を設けています。

福岡市の周辺に住むなら

福岡県の人口は、昭和45年以降増加し、全国第9位の511万人となっています。県庁所在地の福岡市の2021年5月の人口は、約157万人と150万人を突破しています。

福岡市は、世界有数の都市機能を備え、豊かな食文化や恵まれた自然と生活環境が整っています。福岡市の魅力や支援制度については、以下で紹介していますのでそちらを参考にしてください。

筑紫野市

筑紫野市は、福岡県の中央部、やや西よりに位置する人口約10万人の都市です。主要交通体系は市域中央部に南北方向のものが集束する形態を取っており、国道3号やJR、西鉄の鉄道路線などが中核的役割を果たしています。

鉄道は二日市-福岡間を12分から30分程度で結び、道路交通は九州自動車道筑紫野インターチェンジが開設され、利便性の高い交通条件下にあると言えます。支援制度としては、筑紫野市経済対策事業住宅改修工事等補助金制度などがあります。

太宰府市

太宰府市は、福岡市の南東約16キロメートルに位置する、人口約71000人(2021年5月)の都市です。新元号「令和」発祥の都ともいわれています。

約1300年前、当時の太宰府には九州全体を管轄する「大宰府」(オオミコトモチノツカサ)という大きな役所が置かれ、約500年の長い間、その役割を果たしていました。

今もその歴史をしのばせる大宰府跡、水城跡、観世音寺、太宰府天満宮など市内に数多くの史跡や名所が存在し、年間約894 万人の観光客が訪れています(2015年度)。

ワンコイン(100円均一)運賃で市内の公共施設や観光名所、駅等を循環し、高齢者や体の不自由な人にも楽に乗り降りできるコミュニティバスを運行しています。

支援制度としては、1981年5月以前に建築された木造住宅について、耐震改修工事等の費用の一部を助成する、木造戸建て住宅耐震改修補助金制度があります。

春日市

春日市は、公園、ため池、緑が豊かな住宅都市で、福岡市の南側に隣接し、福岡市中心部まで10キロメートル圏内という地理的好条件に恵まれていて、たいへん住み良い所です。

人口は約11万人で、福岡県下では一番人口密度が高い地域です。福岡都市圏の住宅としての性格が強く、昭和40年ごろから人口が急増しています。平均年齢は42.4歳(福岡県平均45.7歳)で、若い人の多い街といえます。

ワンコイン(100円均一)運賃でコミュニティバスを運行しています。マタニティライフも子育ても安心のコミュニティネットワークが充実しています。

古賀市

古賀市は、緑豊かな山々、白砂青松の美しい海岸線を有する海があり、自然と親しみながら、九州最大の都市「福岡市」に近接しているため、経済、流通、交通の面でも豊かな生活環境が整っています。

市内にはJRの駅が3つあり、快速電車の停まるJR古賀駅からJR博多駅へは約20分、JR小倉駅へは約50分と、通勤・通学にとても便利です。

また、国道3号を走る西鉄バスを利用すると、天神バスセンターまで約40分で、休日のおでかけも楽々です。住宅購入や住宅改修に対する支援制度の古賀市限定住宅ローン特割金利制度があります。

糸島市

糸島市は、人口約10万人で、東は福岡市、西は佐賀県唐津市、南は佐賀市と接し、福岡市の中心部天神からJR筑肥線筑前前原駅まで30分ほどの距離にあります。

また高速道路を利用してもおよそ30分の距離にあります。博多駅や福岡空港にも直通でアクセスでき、交通の利便性が高い地域です。都市近郊型の農業や畜産業が盛んで、休日には市内各所にある農畜産物や海産物直売所に多くの人が訪れます。

市の北東部には総面積約272ヘクタール(うち、糸島市は約32ヘクタール)の九州大学伊都キャンパスがあり、約18000人の学生と教職員がキャンパスとその周辺で活動しています。

糸島市は、福岡県や福岡市、経済界と連携し、九州大学を核とした知の拠点づくりの一翼を担っています。

イギリスの情報誌「MONOCLE(モノクル)」が実施した「輝く小さな街」の2021年ランキングで、世界3位に選ばれました。支援制度としては、糸島市空き家活用推進補助金、一定の要件を満たす新婚世帯の婚姻に伴う糸島市での住居取得や住宅貸借、引越の費用を補助する「糸島市結婚新生活支援金」などの支援金制度があります。

まとめ

福岡県は、近郊や九州各地への交通の便が良く、新鮮な海の幸や果物など食の宝庫です。また、子育てしやすい環境や物価の安さなど、暮らしやすい都市でもあります。豊かな歴史や自然に囲まれた快適な生活を送りませんか。福岡県への移住を考えている人は、支援する窓口があるので、事前に相談してみると良いでしょう。


提供・移住支援.com

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