ファンから絶賛されたカン・ダニエルの対応には、実は理由がある。
上述したように、3月9日に終了した韓国の大統領選挙に際して、韓国芸能人に対する無差別的な”色論争”が巻き起こった。
3月11日、人気アーティストのチョン・ソミは、自身のSNSに赤色を使っただけで、与党支持者から攻撃を受けることに。与党支持者は彼女に対し”*2番女”呼ばわりしながら「彼女のSNSをボコボコにしてやろう」という呼びかけも行ったという。
*2番女:大統領選挙で野党の候補は2番。すなわち、野党の候補を支持する女性という意味
この他にも、MONSTA X(モンスタエックス)のミニョク、SF9(エスエフナイン)のダウォン、女優のチョン・ホヨン、EXID(イーエックスアイディー)のハニらが、SNSなどに色や数字などを掲載し、「政治的意図があるのではないか?」という議論が持ち上がった。
このような”魔女狩り”が横行しているためか、韓国のSNSでは応援するスターに対して「この写真、削除したほうがいいですよ」「やつらの餌食になるから、ハートの絵文字も赤と青はNG」などのアドバイスを行っているようだ。
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