④ ③にきなこを入れよく混ぜます。
⑤ ④に空焼きした●の粉をざるなどでふるいながら入れます。
⑥ 酢飯を混ぜるときのように切るように混ぜます。なかなか粉っぽさがなくならないので練りたくなりますが、ひたすら切っているとしっとりとしてきます。
⑦ ⑥をラップにあけ、寄せるようにまとめていきます。
⑧ ラップに包んで8mm~1cmの厚さにひろげて冷蔵庫で一晩休ませます。
⑨ ⑧を冷蔵庫から出して3cm角に切ります。(型で抜いてもいいです)
⑩ 鉄板にクッキングシートを敷き、あらかじめ予熱しておいたオーブンに入れ160℃に温度を下げて13分天板の手前と奥を入れ替えて3~5分焼きます。
⑪ 焼きあがったら天板ごと冷まし完成。(焼きたてはかなりもろくなっています)
低糖質アイスボックスクッキーの栄養価とPOINT!
小麦粉だけの場合より、きなことおからパウダーにすると20%あまり糖質オフになり、さらに食物繊維はなんと10倍!
さらに今回は羅漢果を使っているので、甘味の糖分などは代謝しないという理論になります。
小麦のクッキーと比較して
カロリー(エネルギー)は大差ありません。(誤差の範囲とでもいいましょうか)
たんぱく質は「2倍」になります。(プロテインバーのような感じですね)脂質は若干上がりますが、なんと食物繊維はで約10倍になります。
大豆粉ときなこは違う?おからパウダーって何?
大豆粉→生、もしくは低温で焙煎した大豆を粉にしたもの
きなこ→しっかり煎った大豆を粉にしたもの
おからパウダー→豆腐の製造過程で出来る大豆の搾りかす(おから)を乾燥させたもの
一般的に大豆粉は加熱してから食べるようにしてください。
今回はおからパウダーときなこをコラボさせました。きなこは香ばしい香りがあるのでおいしく食べられると思います。
いずれの粉も原料が「大豆」。小麦粉に比べて糖質が低く、食物繊維が多くなります。(特におからパウダーは断トツ)ことに低糖質のお菓子を作る原料にピックアップされることが多いですね。
ただ小麦粉と違い、グルテンを形成しないため「つなぎ」が必要になったりします。
今回のクッキーは特にこの特性が強く、もしかしたら人によっては扱いにくい生地になるかもしれません。
逆にこの特性を生かし、混ぜるのに気を使わなくてもサクホロに仕上がります。(今回は見た目とは裏腹にホロホロです)
「羅漢果」とは?
中国の一部でしか取れない体にいい果物…ザックリ言われるのはこんな感じ。一時日本でも流行ったのはご存じでしょうか?
ただ希少性のあまり中国で保護植物に指定されており、生の羅漢果の国外持ち出しは禁止されているので生のモノは私も見たことはありません。
なんとしても無駄な砂糖の摂取をしたくない方への栄養指導をするときに話題に出す甘味料のひとつです。
羅漢果は「モグロシド」という強い甘味をもつ成分が含まれているので、今回のクッキーはかなりの甘みがあり甘いものが好きな方にも満足いただけると思います。
その甘さを持った上で代謝にかかわらないのでカロリーはないといわれています。
ただ食物繊維も多く含まれ多量に摂取すると消化器官に影響します。(お腹がゆるくなります)なんでも摂りすぎはよくないですね!
低糖質アイスボックスクッキーの日持ちと保存法
密閉できる缶やタッパーなどに乾燥材を入れ、直射日光や温度の高いところは避けて10日から1週間ぐらい持ちます。
生地のまま(作り方⑨で切った生地を冷凍庫に入れたまま1ヶ月もちます。焼くときは同じ温度で凍ったまま焼いてください。少し焼き時間をのばしてください)
冷凍生地をストックしておくと、急なお客様や、なんにもない朝食に慌てず手作りのクッキーが出来ますね!
今回は、低糖質アイスボックスクッキーのレシピをご紹介しました
まだまだ誤解がありますが、特に焼菓子の場合、低糖質=低カロリーに必ずしもなるとは限りません。
今回はきなこやおからパウダー、さらに「羅漢果(ラカンカの顆粒)」を使用し、さらにガッツリ低糖質にしました。
糖質の数値としては計上されてしまいますが、羅漢果のその糖質の大部分は食物繊維だったり代謝にかかわってこないものであるため実質糖質がオフになります。
最近はスーパーや、百貨店の健康食品売り場などで手に入ります。
作り方は特に難しいことはありませんが、お粉をいったん空焼きにすることにより、お粉の水分が抜けて、香ばしくサラッとしたクッキーが作れます。(必ずしも空焼きは必要ないですが、するとワンランクアップです)
ちょっと小技があるとすれば毎度ですが美味しい塩をひとつまみ必ず入れてください。
味がグッと締まります!このクッキーも塩が必須。
食べ方のコツがあるとすれば、食物繊維も多いので、温かい飲み物と一緒にたべてください。
最近は低糖質ココアなどの簡単スティックなどもあります。
ココアや、ホットミルク、カフェオレなどが相性がいいですが、カロリーが気になるようであれば、温かいお茶や、ブラックコーヒー、ホットティーなどでも合いますよ!
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