必要な機材
実際にブライダルカメラマンが使っている機材についてご説明します。
普通のブライダルカメラマンは2台体制で撮影します。
二台体制である必要性は、標準ズームと望遠ズームレンズで全てのシチュエーションをカバーできるように。
万が一カメラにトラブルがあっても、もう一台で確実に撮影できるようにという理由です。
- 高感度に強いメインの一眼レフカメラ(フルサイズ)
- 高感度に強いサブの一眼レフカメラ(フルサイズまたはAPS-C)
- 標準ズームレンズ(広角ズームレンズ)
- 望遠ズームレンズ
- クリップオンストロボ(2台)
- バッテリー予備
ブライダル撮影における必要最低限の基本セットです。
最初はフルセット揃っていなくても、会社によっては機材を貸してもらえることもあります。
実際に収入はどのくらい?
ブライダルカメラマンといっても、会社によって収入は本当に色々です。
一人前に撮影できると運営会社が判断できるまでは無償(交通費支給)というところも多いです。
撮影は突然一人で入るわけではなく、まずサブカメラマンとして何度か研修に入ります。
ここでは、会社員としてのブライダルカメラマンではなく、フリーの外注ブライダルカメラマンとして1本あたりいくらで撮影できるかについてご説明していきたいと思います。
本業は別にあるけど、趣味のカメラで仕事をしてみたい人。
カメラを仕事にして「手に職」をつけたい人の参考になればと思います。
(会社によって金額は本当に様々なので参考の1つにしてください)
【機材レンタル・撮影のみ】12,000円〜/1本
機材をフルセット持っていなくて、運営会社に貸してもらって撮影すると1本あたりこのくらいの金額からのスタートです。
1本あたりの拘束時間はこのような感じです。
- 一時間前に会場入り
- 挙式披露宴3〜4時間
- バックアップなどの後処理
計5〜6時間程度です。(会社によっても違います)
安いと感じた方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、ブライダルカメラマンの収入は技術によってどんどん上がってきます。
- 現像処理ができるかどうか
- アルバム編集の技術があるかどうか
- 機材を持っているかどうか
- 撮影の技術があるかどうか
周囲のカメラマンの様子を聞いていると、挙式披露宴の撮影+現像で1本2万〜5万程度の収入を得ているようです。
技術が向上すると週に2〜3日の労働で十分に食べていけるだけの収入を得られるのがブライダルカメラマンです。