大阪・心斎橋のアメ横にあるイスラエル料理店「ファラフェル・サババ/Falafel Sababa」を紹介します。「イスラエル料理」についても解説します。
イスラエル料理とは
「イスラエル料理/Israeli cuisine」は、イスラエルでよく食される料理を指します。ひよこ豆のペースト「フムス/Hummus」や、ひよこ豆のコロッケ「ファラフェル/ Falafel」が、特に有名です。
しかしながら、フムスもファラフェルも、イスラエル発祥の料理ではありません。イスラエルは移民が集合してできた国なので、郷土料理のルーツをイスラエル外に見出せるという特殊事情があります。
「イスラエル料理は無い」とも言われていますが、イスラエルの定番料理(イスラエルでよく食される料理)がイスラエル料理と呼ばれることはあります。
なお、フムスもファラフェルも、イスラエルに限らず、中東の複数の国でポピュラーな料理なので、「中東料理」と総称されることが多いです。
イスラエルについて
イスラエルは、中東の地中海沿岸にある小さな国です。面積は四国ほどで、人口は東京ほど。縦に細長く、西側が地中海に面しているため、海の国といった雰囲気があります。
首都は「エルサレム/Jerusalem」とされていますが、国際社会の見解とは異なります。地中海沿いにある大都市「テルアビブ/Tel Aviv」が、日本でいう東京のように機能しています。
大阪・アメ村のイスラエル料理店「ファラフェル・サババ」
大阪の中でも特にエッジの効いたエリアとして知られる「アメリカ村/アメ村」にあるのが、イスラエル料理店「ファラフェル・サババ/Falafel Sababa」です。
「サババ/ Sababa/סבבה」はイスラエルの公用語・ヘブライ語で「cool」「great」のような意味があります(アラビア語からの借用語)。
ファラフェル・サババのニュアンスを日本語で例えるならば「すげぇタコヤキ」のようになるでしょうか。
ファラフェル・サババの雰囲気
ファラフェルをサンドイッチにして売る屋台を「ファラフェルスタンド」と呼び、イスラエルの名物ストリートフードなのですが、ファラフェル・サババはまさにそんな雰囲気です。
店内にはイスラエルの写真やインテリアがディスプレイされており、イスラエルのお店だということが伝わってきます。「なんとなく中東」という感じではないです。