マスクなしの先生の顔が好みのタイプだった
「レッスン中にいきなりS太先生のマスクのゴムが切れてしまい、顔がむき出しになってしまって。先生は手で口をおおい『新しいマスクをつけてきます』とスタジオを飛び出していきましたが、私はその顔に驚いてしまいました」
S太先生の口が思っていた以上に大きくて…確かに目元と鼻とのバランスはあまり良くなく、世間的に言うイケメンではありませんが、美南さん的にはドストライクでした。
「私、自分がおちょぼ口で赤い口紅を塗るとオカメみたいになってしまうことがコンプレックスなので、お笑い芸人の麒麟・川島さんみたいな口の大きな男性がタイプなんですよ」
それからS太先生とお近づきになりたいと思った美南さんは、レッスンをマジメに頑張り、顔と名前を覚えてもらったかな?という頃にS太先生を待ち伏せて、偶然会った風を装いました。
「ストーカーみたいな作戦ですが、それしか思いつかなかったので(笑)。するとS太先生が『一時期ぐっと予約してくれるお客さんが減ってしまい、落ち込んでいた時に美南さんはたくさん僕のクラスに参加してくれて、本当に感謝しています』って言ってくれてポーッとなってしまいました」
予約が減った理由を先生が知ってしまった
その後も、美南さんはちょくちょく待ち伏せをして、S太先生と一緒に近くの駅まで歩くように。
「そしたらある日『最近イントラ仲間から聞いたんだけど、予約が急激に減った原因って…マスクを取った僕の顔がブサイクだったかららしくて』とS太先生がちょっと悲しそうに言ってきたので“よし、今がチャンスだ!”と勇気を出しました」
思い切った美南さんは「偶然マスクのゴムが切れて顔が見えてしまった時に、すごくタイプの顔でドキドキしてしまいました。もちろんそれより先に、レッスンの内容が楽しくてファンになったんですよ」と正直に伝えました。
するとS太先生は照れまくってしまい、その日はギクシャクしながら別れましたが…。