佐藤大樹さん(EXILE/FANTASTICS)が、見上愛さんとダブル主演を務める“ズレ恋”ストーリー『liar』が、MBS/TBSドラマイズム枠にて地上波放送スタートしています。
同名人気漫画をドラマ化した本作では、「男性目線」「女性目線」が入れ替わり展開する構成や、主演の二人のラブシーンや恋の駆け引きが早くも話題を集めています。
佐藤さんはEXILEに加入して7年目。俳優としての活動が充実してきたことを素直に喜びつつ、20周年を迎えたEXILEのメンバーであることも誇りに思うと言います。現在の心境など、さまざまな話を聞きました。
【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます
濃厚ラブシーンは“研究”して臨んだ
――本作のポスターの解禁時に肉体美が話題になりましたが、ご自分で見てどうでしたか?
佐藤大樹(以下、佐藤):これまでにも食事制限をしたことはありましたが、ここまで本気でやったのは初めてでした。1月5日に撮影が始まったので、年末年始は年越しそばもお餅も食べませんでした。家族といるのにそんなこと、生まれて初めてのことで(笑)。
そういう意味では物足りない年末年始でしたが、世間のみなさんの反応を見ていると、やった甲斐があったなと思います。ネットニュースでもここまでたくさんの反応があると思っていなかったので、やって来たことが無駄じゃなかったなと思いました。
――今回は濃厚なラブシーンが多いと思いますが、どういう準備をしたのでしょうか?
佐藤:僕自身もこれだけのラブシーンは初めてで、エピソードを重ねるごとに増えていくので、研究しようと思い、韓国ドラマをたくさん観ました。どうすればヒロインが美しく見えるだろうかなど、そういう研究もしました。
男性目線で見て「可愛いな」と思う役柄
――佐藤さんが演じた市川というキャラクターは、同性としてどう見えましたか?
佐藤:僕には理解できないことが多いなと最初は思っていたのですが、不思議なことに演じれば演じるほど、こういう人のほうが多いかもしれないと、思うようになりました。
ホンネを伝えられずに逆を行ってしまうというか、普段心の中で思っていてもそれを出さず、でも伝えようと必死で。ただ、相手には違う受け止め方をされ、上手くいかないだろうなと。なので市川は男性目線で見て、ちょっと可愛いなと思いました。
――もしかすると自分の中に市川要素が?
佐藤:そうですね(笑)。ちょっと似ている部分があるのかも知れません。相手に対して思わせぶりなことをすることはないと思うのですが、本当に思っていることを伝えきれず、反対の行動に出てしまうことはあるかもしれない。
原作漫画を読んでいるときはまったく思わなかったのですが、実際に彼を演じてみることで共感できるものがあまりにも多くて、自分でもびっくりしたということはありました。