東京の神田で有名な、シリア料理・レバノン料理・アラブ料理が味わえる中東料理店「パルミラ/Palmyra」を紹介します。「中東料理」や「レバント料理」についても解説します。
中東料理の概要
「中東料理/Middle Eastern cuisine」とは、中東と呼ばれる地域で食される料理の総称です。「中東/Middle East」に位置する国は多いので、中東料理は一国だけの料理を意味しません。
中東料理は、人種、地域、宗教といった多様な要素を含みます。アラブ人のアラブ料理、地中海沿岸の地中海料理、イスラム教徒のハラールフード、といった具合です。ということは、中東料理は「ハラールフード」「アラブ料理」「地中海料理」を含むことも多い、ということになります。
中東のレバント料理
中東地域の地中海沿岸の地方を「レバント/Levant」と呼び、この地域の料理は「レバント料理/Levantine cuisine」とも呼ばれています。レバントに含まれる国はシリア、レバノン、イスラエル、パレスチナ、ヨルダンなどで、これらの国の郷土料理は共通しています。
例えば、ひよこ豆のディップ「フムス/Hummus」や、ひよこ豆のコロッケ「ファラフェル/Falafel」は、レバントの国では定番料理です。
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