食材や調理したものは、とりあえず冷蔵庫に入れてしまえば安心だと思っている方はとても多いです。しかし、間違った使い方は食品の劣化を早め、食品ロスにつながってしまいます。では、どのような冷蔵庫の使い方がNGなのでしょうか?

ドアポケットに卵を入れる

冷蔵庫にはドアポケットに卵を収納するケースがついている場合が多いです。しかし、そのままドアポケットに卵をしまうのはNG。ドアを開けるたびに卵に衝撃を与え、劣化を早めてしまいます。ほとんどのケースは取り外しできますから、ケースを冷蔵庫本体の中段あたりに移動させて卵を収納しましょう。取り出しやすい目線の高さより下の位置が理想です。

庫内に食品をぎゅうぎゅうに詰め込む

冷蔵庫にぎっしりと食品が詰め込まれていると、庫内の冷気が循環しません。そうなると食品の劣化を早めるだけでなく、電気代も余計にかかります。

また、奥にしまっているものが見えないと、使い忘れてしまうことも。冷蔵庫は7割収納が理想。いつも庫内がいっぱいなら、買い方から見直してみてください。

一方、冷凍庫は保冷力が高まるため、ぎゅうぎゅう詰めでもOKです。

冷蔵保存する必要のないものまで入れる

そもそも冷蔵保存に不向きなものまで入れている場合も多いです。芋類や根菜類、バナナなどは冷蔵保存するとかえって食材の劣化を早めてしまいます。冷蔵保存すべきものかどうかを把握し、正しく保存しましょう。