膝下O脚の治し方は8つあります。おもに筋肉のつき方と関節の歪みが原因のため、姿勢改善や体操によって徐々に改善することが可能です。膝下O脚に悩んでいる人に向けて原因や治し方、整骨院の選び方を紹介します。この記事を読むと、自分に合った膝下O脚の治し方がわかりますよ。

膝下O脚とは

美脚に変身!膝下O脚の正しい8つの治し方と効果的なストレッチを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

まっすぐ立ったときに膝同士はくっつくけれど、ふくらはぎがくっつくかない状態を「膝下O脚」または「XO脚」と言います。
これは、ふくらはぎが外側に湾曲して「O」の字に見えるためです。

正常な脚は、まっすぐ立つと膝とふくらはぎの両方がくっつきます。
また「O脚」とは、膝もふくらはぎも離れてしまう状態です。

膝下O脚になる3つの原因

美脚に変身!膝下O脚の正しい8つの治し方と効果的なストレッチを紹介
(画像=『Rolmy』より引用)

膝下O脚になるのは、3つの原因があります。
現在、膝下O脚で悩んでいる人は心当たりがないか確認してください。

1.ふくらはぎの外側に筋肉が付いている

ふくらはぎの外側に筋肉が付いていると、膝下O脚に見えます。
悪い姿勢によって膝関節が内側に向くと、内側に筋肉が付かず外側に偏ってしまうためです。

たとえば、以下に該当する人は膝下O脚になる可能性があります。

  • 土踏まずを踏んで歩いている(偏平足)
  • 内股で歩いている
  • よく正座か女の子座りをしている
  • 足に合わない靴を履いている

通常は土踏まずを浮かせて、足の指で踏み出して歩きます。

しかし、膝下O脚の人は土踏まずを踏んで足の指を使いません。
そのため、外側のみに筋肉が付いて膝下O脚になります。

2.関節が歪んでいる

膝下O脚は、関節が歪むことによって発生します。
悪い姿勢を続けていると、股関節と膝関節が徐々に変形していくためです。

土踏まずを踏んで歩いていると、膝関節が内側に入っていきます。
すると膝関節に連動して、股関節は外側に開いてしまいます。

以上のように、膝の上下でねじれるのが膝下O脚の仕組みです。
最初は筋肉のつき具合だけだったものが、時間をかけて関節にまで影響を及ぼします。

3.生まれつき骨が曲がっている

膝下O脚の人の中には、生まれつき骨が曲がっているという人もいます。
膝の関節が変形してしまう先天性の病気があるためです。

赤ちゃんの頃は誰しもO脚ですが、成長しても膝下O脚が改善されない場合は生まれつきの可能性があります。
自己判断が難しい場合は、病院や整骨院で診てもらうのがおすすめです。

自分では生まれつきと思っても、関節や筋肉が原因で改善できる場合もあります。