ノルウェー人のよくある名前
ノルウェーは、スカンディナビア半島西側にある君主国家。福祉国家として有名ですね。
移民が多く、国民の1割にあたる55万人が移民です。公用語はノルウェー語で、文字はラテン語が使用されています。キリスト教徒が多い国です。
ノルウェーの名前は、個人名の後に苗字が入る配列。ミドルネームもあります。
ノルウェーの人は、「Jan-Inge(ヨン・インゲ)」や「El-Bjorn(エル・ビョン)」など、ハイフンを含んだ2つの名前をくっつけた、「ダブルネーム」と呼ばれる個人名を持つ人が多いです。
他の北欧の国でもダブルネームが一般的な国はありますが、どちらかというと「古臭い」という感覚があり、今ではノルウェー以外の国ではダブルネームを個人名に持つ人は少なくなってきています。
苗字
ノルウェーの人に多い苗字、トップ5は以下です。
1.Hansen(ハンセン)
2.Johansen(ヨハンセン)
3.Olsen(オルセン)
4.Larsen(ラーシェン)
5.Andersen(アンネシェン)
ノルウェーの人の苗字は、他の北欧諸国と同じく、父親の個人名の後に「sen (セン)」や「son (ソン)」をくっつけて苗字としています。
男性なら「sen (セン)」や「son (ソン)」を使い、女性なら父親の個人名に「datter (ダッテル)」をつけていましたが、現在では「datter (ダッテル)」は使用されていません。
今ではこの制度は廃止され、親と同じ苗字を引き継ぐようになっています。
男性
ノルウェーの男性に多い名前、トップ5は以下です。
1.Jan(ヤン)
2.Per(ペール)
3.Bjørn(ビョーン)
4.Ole(オーレ)
5.Lars(ラーシュ)
1位のJan(ヤン)は、キリスト教に由来するヨハネをノルウェー語にしたもの。3位のBjørn(ビョーン)は、「熊」という意味があります。
近年では、Jakob(ヤコブ)、Lucas(ルーカス)、Filip(フィリップ)などが人気です。
女性
ノルウェーに多い女性名、トップ5は以下となります。
1.Anne(アンネ)
2.Inger(インゲル)
3.Kari(カーリ)
4.Marit(マーリット)
5.Ingrid(イングリ)
1位のAnne(アンネ)は、ヨーロッパ各地で見られる普遍的な名前。ノルウェーでは、1940年から1971年まで新生児の名前人気ナンバーワンだった名前なので、圧倒的に数が多いです。
2位のInger(インゲル)は、北欧神話に出てくる女神・フレイの別名。3位のKari(カーリ)は、英語の女性名・Catharine(キャサリン)のノルウェー語読みです。
近年では、Emma(エッマ)、Nora(ノラ)、Sofie(ソフィー)という名前に人気が集まっています。
北欧は素敵な名前がたくさん♡
いかがでしたか?
北欧諸国で多い名前は、どの国でも、キリスト教由来の名前が多いです。名前の流行にあまり変化がありません。結果、多くの人が同じ名前を持つことになり、個人名では判別できないため、ミドルネームが必要となっています。
また、国は違っても文化が似通っているため、北欧諸国で人気の名前は各国共通のものが多いですよね。男性名の「Lars」や女性名の「Anna」は、北欧の各国共通の多い名前となっています。
近年人気の名前である「Lucus(ルーカス)」や「Sofia(ソフィア)」も、1つの国で人気というわけではなく、北欧各国で人気が出てきた名前。流行も共通なんですね。
言語の違いから同じ名前でもスペルが違うこともあり、北欧各国の名前を見比べてみるのも、面白いかもしれませんよ。
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