最強無敵のロック・プリンセスであるアヴリル・ラヴィーンが、先月2月25日に約3年ぶりとなる待望のニュー・アルバム『ラヴ・サックス』をリリース。

プロデューサーにトラヴィス・バーカーをはじめ、ジョン・フェルドマン、モッド・サンといったまさに現代のポップ・パンク・シーンの最重要アイコンが肩を並べ、最新にして最強のアヴリル・ラヴィーンの魅力が存分に引き出される形となったこのアルバム、リリースされるやいなや、今年デビュー20周年を迎えた彼女の原点回帰とも言えるサウンドに世界中のファンが狂喜している。<こんなアヴリル・ラヴィーンが聞きたかった>、<最高としか言えない、早く生のライヴで聞きたい>といったようなリアクションがネット上でそこかしこに見受けられた。そして、最初のリード・シングルとしてリリースされた「バイト・ミー」に続いて、ブラックベアーをフィーチャーした楽曲「ラヴ・イット・ホウェン・ユー・ヘイト・ミー(feat. ブラックベアー)」のミュージック・ビデオが公開された。

アヴリル・ラヴィーン「ラヴ・イット・ホウェン・ユー・ヘイト・ミー(feat. ブラックベアー)」

ブラックベアーはマシュー・タイラー・マストによるソロ・プロジェクト。マイク・ポズナーとのユニット、マンションズとしても活動することでも知られる、アーティストだ。ミュージック・ビデオでは<恋多き女>として罪に問われたアヴリルが投獄されるも、牢屋の中で看守役となったブラックベアーとダンサーを携えパフォーマンスを披露するというもの。もちろん、今回もドラマーとしてトラヴィス・バーカーも出演している。「ベイビーなんて呼ばないで あなたに嫌われるのって最高」と歌うアヴリルと「そう 君に嫌われるのって最高さ俺を消し去ってくれればいいのに」と返すブラックベアーのテンポの良い掛け合いにぐいぐいと引き込まれてしまう、いかにもライヴ映えする楽曲がコメディー・タッチの映像によってより魅力がダイレクトに伝わってくる形となった。

アルバム『ラヴ・サックス』にはブラックベアー以外にもミュージシャン、モデル、俳優とマルチな才能で大活躍中のマシン・ガン・ケリーや、<ブリンク 182>のマーク・ホッパスが参加しているが、twitter上ではアヴリルとマシン・ガン・ケリーとのやりとりで彼が参加している楽曲「ボーイズ・ライ(feat. マシン・ガン・ケリー)」のミュージック・ビデオが待ちきれない!とアヴリルがメッセージしており、注目が集まっている。

またタワーレコード渋谷店においては「バイト・ミー」のミュージック・ビデオで実際にアヴリル本人が着用した衣装を2月10日まで期間限定で展示中。とても貴重な機会だけに、ぜひお見逃し無く!