申請しにくい理由のお休みに名前をつけることで消化率がアップ

また、株式会社プログレスでは、社員に有給を率先して取ってもらうために、料金が安い平日に美容院やネイルサロンに行ってもらうために活用する『ビューティー休暇』という休暇や、飲み会の次の日や二日酔いで「体調は悪くないけど、単にちょっと仕事がしんどい、サボりたい……」という日に潔く休むことができる『プチギブアップ休暇』という、ちょっと言いにくいお休みに名前をつけて有給を取ってもらう取り組みに力を入れています。

仮病を使わずとも、気軽に使用ができる制度をつくるという斬新な発想で、有給取得の際の罪悪感を感じずに過ごすことができます。

さらに有給休暇とはまた別に、新しいことに率先して挑戦することができる『ドラゴンボール休暇』といったユニークな制度もあるそう。新しいことに挑戦して今までになかったひらめきや発想を得ることで、仕事に活かすこともできるのだとか。

有給の管理はしっかりと

有給休暇を有意義に過ごすためには、会社の取り組みと個人の取り組みのどちらもが必要になるといえます。

また、働き方改革法により、2019年4月1日から有給休暇の義務化が決まりました。

これは、10日以上の年次有給休暇が付与される全ての労働者に対し、時季を指定して年次有給休暇を取得させなくてはいけないという、仕組みです。

今まで、有給をほとんど利用してこなかった人は、これを機に改めて会社の有給のルールはどんなものなのか、日数はどれだけ残っているのか確認すると良いでしょう。

独自のルールがある会社は特に注意が必要です。

自分が認識していたルールと相違があり「これっておかしくない?」と疑問に思うこともしばしば。ぜひ、気になる部分は聞く、という習慣をつけていきましょう。

「気が付いたら有給が消滅してしまった」なんて悲劇を避け、気持ちよく有給を利用しましょう。時には有意義な休みを取る、そういったご褒美は必要です。

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