世界に誇れる物づくりの街へと進化を遂げている燕三条の中心地で、本格イタリアンを提供するBit。地元出身のシェフが、料理と共に燕三条の魅力を全国に向けて発信しているレストランです。絶品の料理と共に、お店の魅力に迫ってみましょう。
イタリアンレストランBitの誕生まで
新潟の専門学校を卒業後、首都圏のホテルで修業したオーナーシェフの秋山氏は、新潟市内に「燕三条を発信すること」をテーマに掲げた1号店をオープンしました。その後、より多くの人々に燕三条の魅力を伝えたいと、東京・銀座の一等地に2号店を構えます。
ちなみにそれぞれのレストランでは、地元の上質な食器やカトラリーを使用しており、これは「自分が生まれ育った燕三条や新潟地域に貢献できるお店にしたい。」という秋山氏の熱い想いからきています。
そして2019年3月、満を持して3店目となる燕三条本店がオープンしました。場所は、上越新幹線燕三条駅から近く、燕三条の物づくり発信基地でもある地場産センター内1階という、文句のつけようがない立地です。
Bit燕三条本店店内の素敵なインテリア
店内は、コンクリートと黒を基調としたシックな空間で、メインフロアの中央には、長さ8mのロングテーブルが存在感を放っています。そこで目を奪われるのが、アートなシャンデリア。これは、世界で評価されているネイルニッパーの専門店SUWADAが製作するブランキングアートシャンデリアです。ロングテーブルとアートシャンデリアは互いに存在感を放つ作品でありながら、調和して落ち着いた空間をつくりだしています。
開放感あふれるメインフロアのカウンターテーブルは、高級箸で有名なマルナオが箸に使用している木材と同じものが用いられています。庶民感覚からすると、高級箸がいったい何本分?!と思ってしまうような、艶のあるカウンターです。
他にも、目の前でシェフが料理をする様子を間近で眺められるシェフズカウンターやソファ席などが絶妙に配置され、贅沢でゆったりとした時間を過ごすことができます。
厳選された洋食器やカトラリー
この日セッティングされたカトラリーは、ラッキーウッドのミルトアシリーズと、マルナオのお箸。シンプルなフォルムで洗練された店内とマッチしています。このように、Bitでは、洋食器やグラス、箸など、燕三条で生み出された製品を使用しています。
本物のカトラリーや器に、実際に触れたり使ったりすることで、燕三条のものづくりを体感し、燕三条地域の幅広い魅力に気づいて貰える事があると信じているのだそうです。他にも、日本最古のカトラリーと言われる燕物産の月桂樹シリーズや、山崎金属工業のノーベルデザインシリーズなどが揃っているそうなので、もしかしたら、燕三条、いえ世界の逸品と出会えるかもしれません。