川の近くまで行ってみよう!

テラスから、あの素晴らしい光景を見ると「川辺までどれだけ時間がかかるの?!」と心配になるかもしれませんが、そんなにきつくありませんヨ♪ 小さいお子様連れでも、往復で所要時間20〜30分です。

川辺までの経路はいくつかありますが、今回は「ねざめ亭」から気軽に行けるルートをご紹介します。

玉手箱はここで開けた?!浦島太郎の伝説が遺る【寝覚めの床】(木曽)1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

入口は、「ねざめ亭」のすぐ隣にある「木曽路美術館」。2020年10月現在は閉館してはいるのですが、イベントがあればオープンする美術館です。

玉手箱はここで開けた?!浦島太郎の伝説が遺る【寝覚めの床】(木曽)1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

その美術館の入口階段を降りていきます。道中で一番辛いのはこの階段かもしれません(笑)。

玉手箱はここで開けた?!浦島太郎の伝説が遺る【寝覚めの床】(木曽)1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

階段を降りると、線路をくぐっていく道になります。この時、ぜひ猿がいないか探してみてください。

玉手箱はここで開けた?!浦島太郎の伝説が遺る【寝覚めの床】(木曽)1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

線路の高架線に、野生の猿がいっぱい居ることがあります。電車が通ると逃げ去ってしまうので、見られたらラッキー!

玉手箱はここで開けた?!浦島太郎の伝説が遺る【寝覚めの床】(木曽)1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

この線路をくぐったら、道は穏やかな下り坂です。途中で左側に綺麗な公園が見えます。ここは「 寝覚めの床美術公園」。池にあるオブジェは、浦島太郎の伝説にちなんで「時」を表すもの、 日時計 なんだそう。木曽川沿いに並木道もあって、ゆっくりここで休憩するのも良いと思います。

玉手箱はここで開けた?!浦島太郎の伝説が遺る【寝覚めの床】(木曽)1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

坂道を下っていくと、たった10分でもどんどん光景が変わります。見る見るうちに【寝覚めの床】が近くに!それでも、そこにいる人が、まだ「点」に見えるんです。この岩、どれだけ大きいんだか!

玉手箱はここで開けた?!浦島太郎の伝説が遺る【寝覚めの床】(木曽)1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

舗装されている道は、だいたいここら辺まで。この先は岩がゴロゴロ転がっているので、それをアップダウンしながら川沿いに行きます。

子連れの方は無理しないで!

玉手箱はここで開けた?!浦島太郎の伝説が遺る【寝覚めの床】(木曽)1.jpg
(画像=blog.goo.ne.jp、トリップノートより引用)

筆者は6歳児の息子を連れて行ったので、ゴロゴロ転がっている岩が大きくなってきたあたりで断念しました。大人ならヒョイっとまたげる大きさでも、子供がこれを一つ一つ登って降りて、を繰り返すのは大変ですし、滑って転んで頭を岩で打ったりしたら大変!

岩の先で立ってる人を見ると、「あそこまで行きたい!」と思うかもしれませんが、引き際を見極めてください。それに、ここまで来れば十分に岩の迫力を感じる事ができます。マイナスイオンもひしひしと感じられます。

行きはよいよい、帰りはこわい

玉手箱はここで開けた?!浦島太郎の伝説が遺る【寝覚めの床】(木曽)1.jpg
(画像=まき子、トリップノートより引用)

さて、ここまで降りてきたら、帰るためには登らないといけません(笑)。しっかり休みながら、この光景を目に焼き付けて、帰りの活力を蓄えてください。

とは言っても、そんなに辛い坂道ではありません。先ほども書きましたが、子連れでも休憩時間を除けば、往復20〜30分ほどです。

ヒールは危険!天候にも気をつけて!

ここまでご紹介すれば分かると思いますが、川辺まではヒールでいけるような場所ではありません。スニーカーなど動きやすい靴を履きましょう。また、道はほぼ自然の中。たとえ天候が良くても、直前に雨が降っていたら、道は雨水で滑りやすくなっています。十分に気をつけてください。

特に監視員がいるわけではないので、雨で川が増水した場合なども自己責任です。少しでも増水の危険を感じたら、絶対に川には近づかないようにしましょう。

最後に・・・

浦島太郎伝説はここだけではなく各地にもいろいろあるんです。でも、人々が語り継いできたこの地、何が良いかというと、空気感!

川、緑、そこに生きる植物や生物…日本中を歩いていた浦島太郎が、ここを気に入って住むようになったのもわかります。ここで出会うものすべてを感じるように、散策を楽しんでいただければと思います。


提供・トリップノート

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