書類選考はしない。希望者全員と「対話」する
グッド・クルーの採用フローの特徴は、書類選考をせず、入社を希望される方全員との面接を実施している点にあります。
全員とお会いしている理由は、実際に話してみないとわからないことが多いから。学歴や経歴だけでなく、これまでの体験や背景、今後のビジョンや仕事観を知らないままに選考を進めることはできないと考えているんです。求める人物像も「事業内容ではなく、グッド・クルーのビジョンや理念に共感できる人」。そのため、面接ではじっくりと時間をかけて密な対話をすることを心掛けています。
もちろん、面接の場で一方的に理念を押し付けたり、価値観を変えてもらうよう誘導することはありません。候補者の方が考える人生の方向性と、私たちの理念がリンクするかどうかが、面接のポイントになります。
私自身が面接で重視しているのは、「『自分の言葉』で話せる人かどうか」という点。面接の受け答えを事前に想定し、準備する姿勢はとても素晴らしいものですが、どこかから借りてきたような「お手本通り」の言葉からは、本当の対話は生まれません。言い回しが稚拙でも、言葉が足りなくても構わないので、自分自身の言葉で向き合って欲しいと思っています。
本音で向き合うために、私も聞かれたことに対しては正直にお答えします。どんな会社にもいい面、悪い面があって当然。面接の場で取り繕っても、仕方ないですからね。
希望する方全員とお会いして、都度じっくりお話しするこのスタイルは、決して効率のよい採用手法ではありません。でも、候補者の方と入社前に徹底的に向き合うようにしてからは、ミスマッチ採用を未然に防ぐことに成功。早期離職は大幅に減少しました。非効率であっても、無駄ではないと確信しています。
転職活動中の人へアドバイス
私自身も経験したことですが、仕事内容にこだわり過ぎると、可能性を自ら狭めることになりかねません。仕事内容よりももっと先、「仕事を通じてどうなっていきたいのか?」という「ありたい姿」が明確になったら選択肢は増えるはず。視野を広く持って、転職活動に挑んで欲しいですね。
私自身のありたい姿は「人間パワースポット」。一緒にいるだけで自然と元気が出たり、勝手にやる気になってしまう。そんな存在になりたいと思っています。
そのためにも「仕事ってすごく楽しいものですよ!」と、広く発信していきたい。仕事は自分を成長させてくれる、最高のツールですから。
株式会社グッド・クルー
サービス業界に適した人材プラットフォームを構築。“感情移入サービス”で付加価値を加え、社会全体に貢献し続けられる企業を目指している。
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