「ゆるふわパーマをかけてみたけどイメージが違う」「髪がうまくまとまらない」「おばさんぽくなった」など何かと思い通りになるのが難しいのがゆるふわパーマです。おしゃれなゆるふわパーマを叶えるための失敗しない方法を解説していきます!

ゆるふわパーマはどんなスタイル?

ゆるふわパーマで失敗しないコツは?ショート・ボブ・ロングヘアまとめ
(画像=『Rolmy』より引用)

ゆるふわパーマとはゆるやかな大きめカールのナチュラル系パーマのことです。
くせ毛風の自然なパーマやナチュラルウェーブ、動きのあるルーズなヘアもゆるふわパーマになります。

1980年後半~1990年代まではきつめの「ソバージュ」と言われるパーマが大流行していて、ゆるふわパーマとは真逆でくっきりカールのヘアスタイルでした。

その後はお嬢様風の内巻き髪や、キャバ嬢風の華やかな巻き髪パーマが流行りましたよね。
2010年ごろからゆるふわやナチュラルパーマなど、抜け感のあるヘアスタイルがおしゃれ女子のお手本や憧れのヘアに変わってきました。

ゆるふわが思いどおりにならない4つの理由

ゆるふわパーマで失敗しないコツは?ショート・ボブ・ロングヘアまとめ
(画像=『Rolmy』より引用)

雑誌やSNSのおしゃれ女子みたいなゆるふわパーマにチャレンジしてみたけど、思っていたのと違う……という方は意外に多いものです。

なぜ思い通りにならないのでしょうか?
4つの理由から解説していきます。

1.美容師さんに上手く伝えていない

ゆるふわパーマで失敗しないコツは?ショート・ボブ・ロングヘアまとめ
(画像=『Rolmy』より引用)

例えば「5cmほど切って、ゆるくパーマをあてて欲しい」と伝えた場合、具体的にどのようなスタイルを希望されているのか伝わりにくいです。

言葉で伝えるとどのくらいのボリュームがいるのか、またはボリュームを抑えたいのか、レイヤーはどのくらい入れるのか美容師さんとの考えに相違があると思いどおりにはなりません。

なるべくスマホなどで写真を保存しておいて、横や後ろの写真を見せながらどのようなスタイルにしたいかを相談するのがベストです。
自分とは全く似ていない芸能人やモデルさんの写真でもいいんです!

スマホが普及する前は、してほしい髪型の切り抜きを持って行ったりしてなんだかすごく恥かしかった思い出がありますが、スマホだと抵抗なく見せれると思います。
SNSで見つけた素敵なヘアスタイルなど、数点を見せて具体的に説明してくださいね。

2.自分の髪質に合わないスタイルを希望している

ゆるふわパーマで失敗しないコツは?ショート・ボブ・ロングヘアまとめ
(画像=『Rolmy』より引用)

髪質や毛量というのは人それぞれすべて違いますよね。
残念ながらなりたい髪型が自分のヘアには合わないこともあるんです……。

毛量が多くて髪も太い人がトップからウェーブのある、ショートのふわゆるパーマを希望したら「やめておいたほうがいい」と言われる場合もあります。
ボリュームが出すぎて、収拾がつかなくなることが予想されるからです。

あと縮毛矯正をしている髪に「パーマを当てて欲しい」というとすごく嫌がられることがあります……。
また痛みがひどい場合などは通常のパーマをかけてもきれいなカールが出ないためやめておいたほうがいいと言われることも。

なりたい髪型を希望しても、髪質やダメージ具合、前回の施術状況によりゆるふわパーマができないことも意外にあるのです。

3.美容師さんの技術が足りない

ゆるふわパーマで失敗しないコツは?ショート・ボブ・ロングヘアまとめ
(画像=『Rolmy』より引用)

こればかりはやってもらわないと技術はわかりませんが、ゆるふわパーマをおしゃれに仕上げるためにはパーマだけでなくカットの技術も重要なのです。

経験年数が長いからカットが上手というわけではなく、カットに関しては技術が大きく分かれるところです。
実際カットが上手な人気美容師さんは何カ月も先まで予約が入っていたりしますよね。

こちらが写真を見せて、きちんと説明しているのに全く違うスタイルにされてしまうという技術が足りない美容師さんもいます。

4.カウンセリング不足

ゆるふわパーマで失敗しないコツは?ショート・ボブ・ロングヘアまとめ
(画像=『Rolmy』より引用)

何年も通っていて、自分の髪を熟知している美容師さんならいいのですが、初めて行くサロンだと過去にどのような施術をしてたのかわかりませんよね。
初めて行く美容室だとやはりカウンセリングをしっかりしてくれるかどうかは、とても大切な部分だと思います。

過去にどのような施術を受けていたのか、ブリーチはしているのか、カラーはどのくらいの頻度で行なっているのか。
など詳しく聞いた上で、希望のスタイルにするにはどうしたらいいのかをお互いに納得の上で進めて行く必要があります。

このカウンセリングが不足すると、思い通りのヘアスタイルにならないだけでなく、とんでもなく髪を傷めてしまうことも……。

初めて訪れたヘアサロンで、「あ、ここ外れだったかも」と思ったら毛先のカットだけにしてもらうとかトリートメントだけしてもらって帰るほうが無難でしょう。
言えるなら「ちょっと気持ちがまだ定まっていなくて、今日はやめておきたいです」と伝えられたら一番いいですね。

1日50人~とか施術をされる美容院に行ってしまったことがあるのですが、ほぼカウンセリングなしで「長さとこんな感じのパーマで」と伝えたらいきなりスタート。
忙しいので途中の会話もなく、なんだかあっという間に終わった感じでした。

1日で大量のお客様をこなしているから自信があるからでしょうか。
流れ作業のような施術で、初めてのデジタルパーマでゆるふわにしようと思ったのですがくっきりカールに仕上がってしまいました。

「はい、出来ましたよ、いい感じですね!ではこれで!」と去って行かれた美容師さん。
2カ月ほどくっきりカールで我慢して、カールが落ちかけてきてやっとゆるふわできたよ!なんてこともありました。

カウンセリングの大切さがわかりましたし、私自身もいい勉強になりました。