ヒアルロン酸での豊胸も微妙

ヒアルロン酸続きですが、胸にヒアルロン酸を注入して大きくするヒアルロン酸豊胸もお勧めしません。

なぜかというと、ヒアルロン酸はすぐ吸収されてしまって元に戻るので、コスパが悪いのです。さらに、揉(も)んだらじゃりっとします。触ったら硬いし、すぐなくなるし、あまりメリットがないなと感じてしまいます。

「あえて整形しなくてもいいのに」と美容外科医が感じるケース4つ
(画像=『女子SPA!』より引用)

ただ、水着撮影のために一時的にとか、トレーニングしすぎて胸が無くなってしまった方のコンテスト前とか、胸が大きくなったらどのような見た目になるのかのシュミレーションなど、その時だけの変化でよいというケースには良いかもしれません。

顔がこけちゃう?!エラボトックス

エラの部分にある噛(か)む筋肉にボトックス注射を打つ治療があります。噛む筋肉の力が強すぎて食いしばる方や、筋肉が張っていてエラの部分のボリュームが多い方は適応(編集部注:治療法などが特定の条件の患者に適しており、妥当であること)です。

食いしばり予防の方はいいのですが小顔目的の方は要注意です。頬骨(ほおぼね)が張っていて、顔の脂肪が少ない場合、エラのボトックスをすると頬骨から下がげっそり凹んでしまうことがあります。

「あえて整形しなくてもいいのに」と美容外科医が感じるケース4つ
(画像=『女子SPA!』より引用)

適応がある方には小顔になって最高の治療ですが、適応のない方に無理やり施術を勧めるような悪徳クリニックだと大量のエラボトックスを打たれ、げっそりして、思っていたのと違う仕上がりになることがあるのでご注意を。実際、患者様でもよくお見かけします…。