新感覚のホラー映画として話題になった、映画「貞子vs伽椰子」。この記事では、貞子vs伽椰子のあらすじや登場人物をまとめてご紹介します。序盤からは想像もできない衝撃の結末とは、一体どのようなものなのか…。ネタバレを含めてご紹介しますので、一度観たことのある方も、映画の内容が気になっている方も必見です。
映画『貞子vs伽椰子』とは
まずは、映画「貞子vs伽椰子」についてその概要をご説明します。どういった作品なのかを予め知ってから鑑賞することで、より映画を楽しむことができるでしょう。
白石晃士監督作品
「貞子vs伽椰子」は、2016年に公開されたクロスオーバー作品です。ジャパニーズホラーの名作、中田秀夫監督の「リング」と清水崇監督の「呪怨」から、それぞれのアイコンである山村貞子と佐伯伽耶子が登場し、両者が激突するというインパクトのある内容となっています。
今作では白石晃士監督が製作指揮をし、「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!」という強烈なキャッチコピーが話題を呼びました。白石晃士監督は、1997年に公開された「暴力人間」で”ひろしま映像展98で企画脚本賞・撮影賞”を受賞しています。
それからも独自の世界観による作品を制作し続けており、ドキュメンタリー形式のホラー映画を得意としています。今作でも、白石監督ならではの大胆な演出が目を引きます。
映画の宣伝が面白いと話題になった『貞子vs伽椰子』
映画「貞子vs伽椰子」が注目されるきっかけとなった一つが、その宣伝の面白さです。本作の主題歌は聖飢魔IIが担当しているのですが、公開前挨拶や特別生放送において、デーモン閣下がレフェリーになって両者の意気込みを聞くなどという、ユニークな手法がとられています。
さらに、貞子と伽耶子が始球式に出場したり、劇場CMでチャーミングな姿を見せたりしています。他に、政見放送風の宣伝もしており、お互いがお互いの悪口を言ってみたりと、ホラー映画の枠組みを超えた演出が見られます。
『貞子vs伽椰子』の簡単なあらすじ
山本美月演じる女子大生の有里は、観たら2日後に貞子から電話が来て死ぬという呪いのビデオを再生します。一方、玉城ティナ演じる女子高生の鈴花は、引越し先の向かいにある呪いの家に入ってしまいます。
安藤政信演じる霊媒師の経蔵は、この二つの呪いを解くため、呪いの動画の貞子と呪いの家に憑依している伽耶子を激突させようとするのですが…。