髪を上げた時や、デコルテの見える服を着た時に引き立つ、スラっと細長い首に憧れますよね。首は、普段あまり気になりにくい部位ですが、女性の首の太さの平均はどのくらいなのでしょうか。今回は、女性の首の太さの平均、首の太さの測り方や、細くする方法もご紹介します!
女性は首の太さや平均を知るメリットとは?
①シャツ選びに役立つ
1つ目は、シャツ選びに役立つということです。首回りのサイズを知っておけば、一番かっこよく見えるシャツのサイズを決められまます。首回りがキツくて、ワイシャツの第一ボタンが止まらず窮屈な思いをすることや、首回りがゆるゆるで、なんだかかっこ悪い着こなしになることを防ぐことができますよ。
②ネックレス選びに役立つ
2つ目に、ネックレス選びに役立てることができるメリットがあります。ネックレスは、首の太さによって、似合う長さやデザインが変わってきます。太い首になればなるほど、長めのネックレスが似合うことが多いですが、細い首だとどんなタイプのネックレスでも似合うとされています。
より自分に似合うネックレス選びには、自分の首回りの長さを測って、平均値を基準に自分の首が太いのか細いのか知っておくと役立ちますね。
女性の首の太さの平均はどれくらい?
20代女性の平均:約31cm
20代女性の首の太さの平均は、約31cmです。この数値は、経済産業省が、平成16年~18年にわたり、7000人分の人体の寸法を計測した結果によるデータによるものです。
正確には、20代前半が、30.9cmで、20代後半が31.0cmです。身長や体重で差は出てしまいまいますが、平均すると20代は、前半と後半で首の太さにあまり差はありませんね。
30代女性の平均:約31cm
そして、30代女性の首の太さの平均も、約31cmです。正確には、30代前半が31.1cm、30代後半が31.3cmです。20代よりは若干平均値が太くなっていますね。データは7000人の平均であり、もちろん個人差があるので、多少平均より上だったり下だったりしてもおかしい事ではありませんよ。
40代女性の平均:約32cm
40代女性の首の太さの平均は、約32cmです。正確には、40代前半が31.8cmで、40代後半が31.7cmです。このような数値から、年齢が上がるにつれ、首の太さの平均も若干太くなっていることがわかります。20代と比べて平均体重も重たくなっているので、自然なことでしょう。
測り方も紹介されているので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね。
女性の首の太さの測り方は?
メジャーを使って測る
首回りの長さは、メジャーを使って測ることができます。正しい測り方をするためには、メジャーを回す位置が重要です。首回りの測り方は、喉仏のやや下にメジャーの0の目盛りを合わせ、首の後ろの付け根を通るようにメジャーを一周させます。
喉仏は男性にしかないものと思われがちですが、女性にも上を向いた時に、喉の中央にやや出っ張った部分があります。首の後ろの付け根とは、下を向いた時に出っ張った骨のことです。また、喉に対して垂直にメジャーを回すことが上手な測り方のポイントなので、大きめの鏡を使うことをおすすめします。
首回りの測り方
喉仏の位置を確認
喉仏のやや下にメジャーの”0”を合わせる
首の付け根を通って垂直にメジャーを1周させる
喉仏の”0”も目盛りと交わったところを読む
紙を使って測る
メジャーがご家庭にない方には、紙を使った測り方がおすすめです。紙を長細く切り喉仏の下に先端を当て、0の位置と1周した位置にペンなどで印を付け、印の間の長さをものさしで測ります。上手な測り方のポイントは、メジャーを使う時と同じです。
首の太さを細くする方法は?
年齢と共に首の平均が太くなってしまうことが分かりましたが、できることなら年齢に関係なく細い首でいたいですよね。首を細くするにはどんな方法をとれば良いのでしょうか。ここからは具体的な首を細くする方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね!
①マッサージ
1つ目はマッサージをする方法です。現代は、パソコンやスマホの使用で同じ姿勢をとり続けることが多く、首回りが凝り固まりやすいです。首をかしげる姿勢をとった時、耳の後ろあたりから伸びている筋肉が凝ると、首が太くなるとされています。この筋肉をマッサージする方法をご紹介します。
首は、筋肉だけでなく皮膚も伸びが悪くなりやすいです。首を細くするマッサージを行うことで血行が促進され、首の皮膚と筋肉が柔軟に動くので、首を細くすることに繋がるとされています。
首を細くするマッサージ
首回りの皮膚を、後頭部の付け根に向かって持ち上げるように引っ張る。
耳の裏の骨が出っ張った部分を指で押しほぐす。
耳の裏と鎖骨の間の太い筋肉を押しほぐす。
②ストレッチ
2つ目はストレッチです。先ほどご紹介したマッサージでほぐした首の筋肉を、さらにストレッチで伸ばしてあげることがおすすめです。首を細くする効果的なストレッチ方法は、以下の通りです。
ストレッチをする際のポイントは、力を抜いた姿勢と筋肉を伸ばす意識です。首を回す時は、首から上だけが回るように肩から下の力はしっかり抜いてくださいね。口であいうえおの形をする時は、限界まで大げさに口を開くと筋肉が伸びているのがわかります。マッサージと一緒に、無理なく挑戦してみましょう!
首を細くするストレッチ
肩の力を抜き、首の筋肉を伸ばすイメージで、首をゆっくり時計回りに回す。
反時計回りにも回す。
1と2を何度か繰り返す。
大きな口で大げさに「あ」「い」「う」「え」「お」の形を作る。
繰り返す。
③姿勢を正しく
3つ目は、姿勢を正しくすることです。せっかくマッサージやストレッチを行っても姿勢が悪いままでは、筋肉がまた凝り固まってしまいもったいないです。
特に猫背やストレートネック(スマホやパソコンを操作する時にアゴが前に出た状態)は、頭を支えるために首への大きな負荷がかかり、筋肉が凝ってしまいます。頭痛などのトラブルに繋がってしまう可能性もあるため、背筋を伸ばし、アゴを引いて真っ直ぐした姿勢をとるクセを付けましょう。
姿勢を正すことによって、首を細くするだけでなく、顔が明るくなって印象も良く見えるのでメリットが大きいですよ。ぜひ意識してみてください。
④よく噛む
4つ目はよく噛むという方法です。噛む回数を増やすと、頬の筋肉が刺激されるので、たるんでしまった顔と首をリフトアップする効果があるとされています。細い首を作ると共にフェイスラインをくっきりさせ、小顔効果を狙うことができて一石二鳥ですね。
また、噛む回数が多いと、満腹中枢が刺激されて早く満腹感を得られるので、食べすぎるのを防ぐことができます。たるみによる二重アゴやぼやけてしまった輪郭を改善・予防するためにも、よく噛んで食べることは大切です。
⑤首を冷やさない
5つ目は、首を冷やさないことです。首が冷えると血行が悪くなり、凝りやむくみが顕著に表れる可能性があります。冷え性の方は特に注意して、夏場でも室内では首にネックウォーマーやマフラーを身に着けると安心ですよ。