篠原涼子さんと岩田剛典さんが、体当たりで挑戦した描写も話題のNetflixシリーズ『金魚妻』で大人の恋愛ドラマを繰り広げています。
岩田剛典さん（左）、篠原涼子さん（右）
「女優という仕事をさせていただいているのだから、いろんな役に染まれたら嬉しい」という篠原さんと、「せっかく攻めている題材を扱うのだから、自分もちゃんと攻める気持ちで臨んだ」という岩田さんにインタビュー。
夫からのDVとモラハラに苦しむ日々を送っていたさくら（篠原）が、金魚屋を営む春斗（岩田）と運命的な出会いをし、変化を遂げていく本作。撮影エピソードのほか、おふたりに「他者と心を通わせることの大切さ」についても聞きました。
地上波では難しい魅力がある（篠原）
――原作および脚本を読まれて感じた世界観と、出演を決めたときの気持ちを教えてください。
篠原涼子さん（以下、篠原）「特に女性は、セクシャルな部分の強い作品って手に取りづらいところがありますよね。この作品は、こっそりとひとりの時間に観られるというか、地上波では難しい魅力があるし、さらにそこに心情的なものが入っていて、面白さが満載だと思いました」
『金魚妻』より
――やはり配信ならではの攻めたエピソードがあるなと思われました？
篠原「インパクトがあるといいなと思っていたので、なんならもっとやりたいと思うくらいでした。私は、躊躇せずに『なんでもやらせていただきます！』という感覚なので。せっかくこういうお仕事に携わらせていただいて、女優という仕事をさせていただいているのだから、いろんな役に染まれたら嬉しいじゃないですか。色んな事にぶつかって、作品に育ててもらいたいという思いがあるので、受けさせてもらいました」
大人の恋愛ならではの葛藤を描いている（岩田）
――岩田さんはいかがですか？
『金魚妻』より
岩田剛典さん（以下、岩田）「原作を読んで、これどうやって実写化するんだろうと思うところもありましたが、脚本を読ませていただいて、大人の恋愛ならではの登場人物ひとりひとりの葛藤を描いているオムニバス作品になっていると感じました。ご覧になる方が、誰かしらに共感できる作りになっている作品だと。
セクシャルなシーンに関しては、涼子さんと一緒で、この作品に入るといことはそういうことですし、せっかく攻めている題材を扱うのだから、自分もちゃんと攻める気持ちで臨みました」
