女性にとって一大事なのが結婚です。するにしても、しないにしても、結婚はある時期から意識をする人も多いでしょう。今回お話を聞かせてくれた芽衣さん(仮名・31歳)は20代のうちに結婚をしたかったそうですが、ご縁に恵まれず今年で31歳。
写真はイメージです。(以下同じ)
つい最近まで一回り歳が離れた彼と付き合っていました。年齢的にも彼とのゴールインを視野に入れていましたが、そんな彼は、芽衣さんにとんでもない隠し事をしていたのです。
仙台に住む彼と遠距離恋愛
彼は仙台で建築関係の仕事をしていて、芽衣さんが住んでいるのは横浜。つまり、遠距離恋愛をしていました。
「ゆくゆくは一緒に暮らそうという話にはなっていましたが、彼の仕事の都合で、あと3年は仙台から離れることができなかったんです。でも週末になると必ずと言っていいほど、横浜まで会いに来てくれていたので、何一つ不安は感じていませんでした」
また、彼と芽衣さんは結婚式の費用として、付き合いだして間もない頃から、彼が毎月5万円、芽衣さんは2万円を共同の通帳に預けていました。結婚が現実味を帯びていたことですっかり安心していたそう。ちなみに、その通帳は彼が管理していたそうです。
彼のもとへ会いに行くことに
毎週来てくれてばかりで悪いからということで、芽衣さんが仙台に住む彼のもとに会いに行くことがありました。
「彼は社員寮に住んでいたのですが、寮というよりもマンションそのものってイメージです。住み心地がよさそうで、かなり広い部屋でした。建築関係の仕事をしていることもあって、お部屋もおしゃれでしたね」
遅めの昼食を取ったあと、仕事で忙しい彼はテレビをつけっぱなしにしてうたた寝を始めました。手持ち無沙汰になってしまった芽衣さんは散らかった部屋の片付けをして時間を潰すことにしました。
「こうしているとまるで本当の結婚生活みたいだなとか、その時はのんきなことを考えていましたね。まさかあんなことになるなんて…」