福岡県糸島市へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!糸島市の魅力や人口などの基本情報や周辺へのアクセス、移住支援制度を調査しました。糸島市に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。
福岡県糸島市ってどんなところ?
人口 | 401,100人(推計人口、2015年) |
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自治体HP | 糸島市HP |
糸島市は福岡県の再生部に位置する市です。北側・西側は玄界灘に面し、東側は福岡市に、南側は佐賀県に接しています。福岡都心のベッドタウンとして高い利便性を誇る一方、白砂青松の海岸や緑の山々といった豊かな自然に囲まれています。バランスがよく住みやすい環境は若い世代の移住先としても注目を高め、子どもの転入超過数は西日本でトップです。
糸島市の暮らしやすさは、まず立地の利便性にあります。福岡都心部まで電車や車で30分程度、博多駅や福岡空港へも乗り換えなしで45分程度です。福岡空港はLCCも含め多くの路線が就航しているため、国内外の行き来にも優れています。旧志摩町の中心エリアには大型ショッピングモールがあり、スーパーも市内各地に多く出店していて、買い物環境も整っています。
豊かな自然の恵みをうけ、農産物や海の幸がふんだんに採れることも糸島市の魅力です。さまざまな野菜や畜産物が「糸島ブランド」として確立されつつあり、「糸島の牡蠣」も全国的に知られるブランドになりました。こうした新鮮な食材の数々が、市内に多数ある直売所で手軽に手に入ります。
糸島市の歴史は深く、「議事倭人伝」に外交・軍事の中心地として「伊都国」の記述があります。古いお寺や神社、古墳などが数多くあり、歴史好きをくすぐるスポットになるでしょう。また、市北部には国立大である九州大学が、多くの学部のキャンパスを移転してきました。糸島市は学術研究都市という側面も持つようになったのです。
気候は年間を通じて温暖です。ただ、冬場には日本海式気候に特徴的な強い北西風が吹き、寒く感じるという声もあるようです。
福岡県糸島市の移住支援制度
移住先としても人気の糸島市。移住支援制度をチェックしておきましょう。
子育て支援
若い世代の転入が増えていることもあり、糸島市は子育て支援の充実に取り組んでいます。一例として、糸島市では子どもの医療助成の対象を中学3年生まで広げ、また所得制限を撤廃しました。子どもの年齢によって一部自己負担金がかかりますが、通院・入院とも医療費助成を受けられます。保険適用分の調剤薬局による医薬費は全額助成され、無料です。
前原・二丈・志摩の各地区に子育て支援センターがあり、子育て広場や子育て教室が催されています。育児相談や離乳食教室なども行われ、子どもの成長に寄り添う支援が行われています。
市内には認定こども園8ヵ所、幼稚園5ヵ所のほか、私立・企業主導型などの保育施設が複数あります。保育所の空き状況がホームページで随時公開されているため、子連れで移住を考えている人は事前に確認しておくとよいでしょう。病児保育施設も設けられています。
また市内の全小学校区に、6年生まで対象とした放課後児童クラブが設置されています。土曜日や夏休み・冬休み中も開所されているため、共働き家庭などにとって心強いですね。
糸島市独自の創業支援補助制度
糸島市商工会による独自の創業支援があります。「新規起業者応援補助金」は創業に必要な店舗改修費用の補助制度です。対象経費の1/4、最大30万円が補助されます。「利子補給補助金」は指定の事業所から借り入れた創業資金に対する利子を、5万円を限度として補助する制度です。
糸島市空き家バンク
糸島市は「糸島市空き家バンク」制度を設け、市内の空き家を売却・賃貸したい所有者から情報登録を受け、利用希望者に情報提供しています。申し込み可能物件は市のWebサイトで地区ごとに見ることができます。契約は宅建業者が仲介するため安心です。