こじらせ男子の心理特徴④オタク気質が高い
こじらせ男子は、他人と群れることよりも、自分の好きなことに熱中する傾向にあります。鉄道やアニメ、漫画、プラモデルなどなど。いわゆる「オタク」な分野で、趣味が充実している人も多いです。
一つのことにのめり込んだら、そればかりに集中するタイプ。いったんスイッチが入ると他のものは目に入りません。そんな性質が、人付き合いの不器用さともつながっています。それで本人が納得していればいいのですが、どこかで「まずいな」と思いつつも状態をこじらせている、それがこじらせ男子です。
そんなオタク系こじらせ男子とのベストな接し方は、こじらせ男子が好きな話をし始めたらら遮らないこと。趣味をバカにしないことは言うまでもありません。
わからない話題が出てきたら「それって何?」と聞いてみてもOKです。好きな分野について教えることも、一応好きなので大丈夫。話についていけなくても、「趣味を理解している」という態度を見せるのがカギです。
こじらせ男子の心理特徴⑤一人でいるのが好き
こじらせ男子は人と群れるのが苦手で、一人でいるのが好きです。ごちゃごちゃした状態が苦手で、休憩時間やオフの時ほど人を避けて一人でリラックスしたがります。
大勢といて人前でボロを出したくない、恥をかきたくない、というネガティブな動機があって一人でいるのを好む場合もあるのがこじらせ男子の特徴。一人でいたい雰囲気であれば、そっとしておくのがベストな接し方です。
一人でいたい、人前で恥をかきたくない、という心理から、合コンなど恋愛の出会いの場にもあまり顔を出さないのがこじらせ男子。気になる男性がこじらせ男子で、アプローチをかけているのに合コンや飲み会に来てくれない、ということもあるでしょう。
後述しますが、こじらせ男子はうるさい人を男女ともに嫌うので、強引なアプローチは禁物。参加しやすい規模のイベントからさり気なく誘って、段階を踏んで近づくのが手です。
こじらせ男子の心理特徴⑥賑やかな人が苦手
こじらせ男子は、体育会系男子やキラキラ女子など、賑やかな人が苦手です。あの独特なテンションの高さについていけず、かといってうまくスルーするほどのコミュニケーション能力もなく、人知れず対応に苦慮しています。
「賑やかな連中は苦手」「あんなにはしゃいでみっともない」などと思いながらも、一方でどこか彼ら、彼女らを羨ましく思っているのが、こじらせ男子の困ったところです。
横目で見れば楽しそうな恋愛をしているのが、彼ら賑やかな人たち。「くそっ、なんであんな奴らが」と悔しい気持ちを心の内側に隠し、こじらせています。
混ざれないけれど、本音では羨ましい、そんな目で見ているのがこじらせ男子です。
こじらせ男子の心理特徴⑦優柔不断
こじらせ男子は概して優柔不断です。「損をしたくない」という気持ちが人一倍強いので、決断を迫られる場面では非常に悩みます。
自分の失敗をプライドが許さない、という心理もあり、何かを決める場面ではとにかく時間を要します。悩んだ結果、決断を先延ばしにするということもあるでしょう。
こじらせ男子の優柔不断さは、ビジネスの場面から普段の買い物まで、幅広い範囲で見られます。もちろん、恋愛の場面でも優柔不断。合コンに行くか行かないか、アプローチしてきた女子と付き合うか付き合わないか、など悩むことは沢山あります。
周りはじれったくてたまらなくなりますが、急かさないのがベストな接し方でしょう。一緒に考えて「こうした方がいいんじゃない?」と提案し、助け舟を出してあげるのも一つの手です。
こじらせ男子の心理特徴⑧恨みを持つとネチネチ
こじらせ男子は、意外に恨みを根に持つタイプです。人付き合いが苦手で、その場でうまく言い返せなかったり気の利いた切り返しができないので、「あの時こう言ってやればよかった!」と後から怒りを増幅させることになります。
誰かを恨んだら、ネチネチと長いこと根に持ちます。怒りのやり場がわからず、独り言で愚痴を延々つぶやくため、周りの人は接し方に困ることもあるでしょう。
怒り・恨みモードに入ってしまうと、他の人が下手にフォローしても焼け石に水です。とりあえず怒りがおさまるまでそっとしておきましょう。こじらせ男子にはよくも悪くもプライドがあるので、勝てる自信もないのに相手に殴り込みをかけるということは、よほどのことでない限りありません。
こじらせ男子の心理特徴⑨何かと皮肉屋
こじらせ男子は、何かと皮肉屋な特徴があります。不器用な自分を自覚しつつも、それを正当化したい心理があるので、納得できないことがあると皮肉の形で出てきます。「○○さんの言うとおりで進めていいけど、それって全体の役に立ってないよね」といった感じの嫌味が得意です。
仕事の場面に限らず、政治やトレンドの話題を取り上げて、コメンテーターを気取りたい一面もあります。
こじらせ男子は他人を信じていないので、言葉でバリアを張っている状態です。仮に褒められても、「冗談でしょ?」と素直に受け取れず、また皮肉屋モードになります。接し方に困る時は真に受けず、また別の機会に、自然な言葉をかけるのがいいでしょう。信じられる相手が一人でも増えれば、言葉のバリアを張ることも減るはずです。