午前中は「平城宮跡歴史公園」、午後は「東大寺」「若草山」を1日でめぐる日帰り観光モデルコースをご紹介!ランチタイムにも人気エリア「ならまち」を訪れる、おすすめ旅行プランです。

まずは「平城宮跡歴史公園」へ

【奈良】平城宮跡・東大寺・若草山をめぐる日帰り観光モデルコース
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

最初に訪れるのは、東西1.3km、南北1kmもの広大な敷地を持つ「平城宮跡歴史公園」。

奈良時代の日本の首都であった平城京は奈良盆地の北端に置かれ、日本の政治や経済の中心を担っていました。そんな平城京跡を整備した歴史公園内には、復元された朱雀門や堂々とそびえたつ第一次大極殿のほか、東院庭園、平城宮跡資料館、遺構展示館などがあります。遺構展示館では発掘調査で見つかった遺構の見学も可能です。

最初に「平城京いざない館」で見どころをチェック

平城京跡歴史公園は広い園内に見どころが点在しているので、先に見ておきたい場所をチェックしてからめぐるのがおすすめ。

【奈良】平城宮跡・東大寺・若草山をめぐる日帰り観光モデルコース
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

「朱雀門ひろば」にあるガイダンス施設「平城京いざない館」では、平城宮跡の全体像や進行中の復元工事情報について映像や資料による解説が見られるので、実際に自分で見てみたい場所をあらかじめチェックするのにも最適ですよ。

また朱雀門ひろば内には他にも、展望デッキやVRシアターを備える「天平みはらし館」、団体客の集合場所や休憩所となる「天平つどい館」、カフェやレストランのある「天平うまし館」、奈良の特産品が買える「天平みつき館」といった施設が揃っています。

より詳しく歴史を学ぶなら「平城宮跡資料館」へ

【奈良】平城宮跡・東大寺・若草山をめぐる日帰り観光モデルコース
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

平城京についてもっとくわしく知りたいという方におすすめの施設が、公園内の北西に位置する「平城宮跡資料館」。1960年代より平城宮の調査を行っている、奈良文化財研究所が運営する資料館です。

平城宮跡の歴史や発掘調査について紹介する「ガイダンスコーナー」、平城宮跡内の役人の様子を再現した官衙(かんが)復元展示コーナー、天皇や貴族が暮らしていた宮殿の部屋を再現した「宮殿展示復元コーナー」など、資料や模型・出土品などの展示を通して、平城宮について分かりやすく解説しています。

これらの常設展示のほか、企画展示も行っているので、観光客から考古学ファンの方まで興味深く見学できるでしょう。

趣ある建物が並ぶ「ならまち」でランチ

4p.jpeg【奈良】平城宮跡・東大寺・若草山をめぐる日帰り観光モデルコース
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

平城宮跡歴史公園の見学を終えたら、「ならまち」へ移動してランチにしましょう。ならまちは、細く入り組んだ路地に歴史ある木造家屋が並ぶエリアで、近年は古い建物をいかしたカフェや飲食店が増えています。

【奈良】平城宮跡・東大寺・若草山をめぐる日帰り観光モデルコース
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)
【奈良】平城宮跡・東大寺・若草山をめぐる日帰り観光モデルコース
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

おすすめのお店は、奈良で絶大な人気を誇る「くるみの木」系列のカフェ「鹿の舟 囀」や、町家を改装したフレンチレストラン「French o・mo・ya 奈良町店」など。奈良名物を食べたいという方には、文久元年(1861年)創業の老舗「柿の葉ずし 平宗 奈良店」もおすすめですよ。