日本海に面した北陸地方の福井県。日本海の恩恵をうけた絶品のカニやフグなどの海産物、知られざるB級グルメも沢山ある隠れたグルメ王国です!ここでは福井県でしか味わえないグルメを一挙ご紹介します。

1. 越前がに

ご当地グルメに海の幸!福井県で食べたいグルメ12選
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

「福井といったら越前がに」といわれるほど全国に知られている冬の味覚ナンバーワンの越前がに。越前がには、福井県沖で水揚げされる雄のズワイガニを指し、雌はセイコガニと呼ばれています。大きいものでは直径50センチもあり、重くて大きい甲羅の中には濃厚な味の「カニミソ」が詰まっています。

一番の美味しい食べ方は、アツアツの茹でたカニ!甘味と脂とコクが感じられます。ミソはカニの身をつけて食べたり、甲羅に日本酒を入れて味わう「甲羅酒」も有名です。全国のカニの中でもとりわけおいしいと評判で、皇室に献上しているのは越前がにだけです。

2. 浜焼き鯖

ご当地グルメに海の幸!福井県で食べたいグルメ12選
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

若狭地方の小浜市内でよく見られる浜焼き鯖は、脂の乗った鯖を串刺しにして、丸ごと焼いたソウルフードです。 15〜20分ほどじっくり焼くことで中はジューシー、外はからっとしています。

レモンをかけても美味しいですが、生姜醤油や大根おろしで食べるのが福井流!また身はほぐして味付けし鯖フレークにしたり、炊飯器に入れて生姜とお酒で炊いて炊き込みご飯にもできます。手土産用にも購入できるので、旅の記念にいかがでしょうか。

3. 若狭ふぐ

ご当地グルメに海の幸!福井県で食べたいグルメ12選
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

福井県は“ふぐの王様”と言われる高級品「とらふぐ」の産地で、若狭湾でとれたふぐの名で定着しているのが「若狭ふぐ」です。1954年(昭和29年)頃にトラフグが養殖が始まり、寒暖差が激しいふぐ養殖に適した若狭の海で広く普及しました。

旬の時期は11月上旬〜2月下旬。身が引き締まってプリプリ、とても甘味のある若狭ふぐは、本当に美味しいと全国で評判になっています。

4. 若狭路ご膳

ご当地グルメに海の幸!福井県で食べたいグルメ12選
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

若狭湾沿岸の嶺南(れいなん)の豊かな食材を使った昼食メニューです。福井県産のお米を使い、地物の海の幸(カニ、甘エビ、焼き鯖など)や豊かな山の幸をふんだんに織り交ぜた御膳がいただけます。

お店によってメニューは様々でそれぞれ工夫が凝らしてあるので食べ比べも楽しい。観光施設やサービスエリアで手に入る「つるが若狭路ご膳MAP」には約20店舗のメニューが紹介されています。

5. 越前おろしそば

ご当地グルメに海の幸!福井県で食べたいグルメ12選
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

そばの生産量が全国5位のそば処の福井県。400年の歴史を持つ「越前おろしそば」は、嶺北(れいほく)地方で親しまれているお蕎麦で、江戸時代から続く伝統ある郷土料理です。茹でたお蕎麦に大根おろしを乗せて出汁をかけたり、大根おろし入りの出汁をかけたりします。

たっぷりのかつお節、刻みネギ、きざみ海苔を入れて食べるお蕎麦は、暑い夏や食欲がない時にもぴったり!お店によって食べ方が違うので、食べ比べをするのも楽しいですよ。

6. ソースカツ丼

ご当地グルメに海の幸!福井県で食べたいグルメ12選
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

カツ丼というと〝卵でとじたもの〟をイメージする人も多いですが、福井でいうカツ丼は〝ソースでからめたカツ丼〟で、県民が愛してやまないソウルフードです。始まりは大正2年創業の洋食店「ヨーロッパ軒」で、薄切りした豚肉を熱々のうちにウスターソースベースのタレにつけて、タレをまぶした熱々ご飯にのせたもの。

柔らかいカツと甘辛ソースカツに思わずお箸が止まらなくなること間違いなし!お持ち帰りすることもできて、スーパーでも売られています。有名店では特製カツ丼ソースも売られているので、自宅で簡単作ることもできますよ。