気になるけど何も起こらなかった C子さん

そしてもうひとりのC子さんはずっと同じクラスだった女友達で、フィーリングが合ってすごく仲も良くて、きっかけひとつあれば恋愛関係に発展してもおかしくない間柄でした。

童貞のまま東大に入った男子の後悔。「お前ら恋愛しとけ!と後輩に熱弁した」
(画像=『女子SPA!』より引用)

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先にA子さんとの急接近があったのでC子さんとは何も起こらなかったわけですが、正直に言えば彼女のほうがA子さんよりルックスもスペックも上だったので、常に気になる存在ではあった。ホント、恋愛って偶然とかタイミングに左右されるものですよね。そういう意味でC子さんは、僕の中で「好きになりたかった人」という位置づけになっています。

3人とも恋人にはならなかった理由

好きじゃないということにした人、好きということにした人、好きになりたかった人──。なぜこの3人が重要なのかと言うと、「ちゃんと向き合っていれば恋人になっていただろうな」という思いが残っているからなんですね。

実際、A子さんとは高3で別のクラスになってしまったんですが、久しぶりに会って話したときに「あのとき好きな人がいたんだ」って言われて。多分それ、僕なんですよね。

またB子さんとは、成人式のときに久しぶりに再会して一緒に飲むことになって、「あのとき好きだったんだよね」と伝えたら「実は私も」って言われまして。確かに当時、僕は彼女からの気持ちを感じ取っていたように思います。しかもC子さんからも同じような視線を感じていて、多分彼女ともちゃんと向き合えば両想いになれる可能性があった。だから後悔しているんです。