疎遠な友人からLINE「赤ちゃんの名前は何?」
ある時、職場で仲が良かった友人YさんからLINEが届いたそうです。
「Yちゃんは、私より少し前に結婚していた友人で、お互いの結婚パーティーに出席しあうほどの仲でした。でも、私が出産してからは会う機会がないまま過ぎていました。そのため、急なLINEは、彼女からの妊娠などの報告かと思ったのですが……」
しかし、YさんからのLINEの内容は意外なものだったそうです。
「いきなり『赤ちゃんの名前はなんていうの?』とだけ送られてきました。よく意味がわからなかったのですが、息子の名前を気にいっていたので“〇〇っていうんだよ”と返信しました」
泉さんの息子の名前は、ある英単語にちなんでつけられていました。漢字で書くと、少々読みにくい名前かもしれません。
「息子の名前は、私が大学時代から考えていた名前でした。私は海外旅行が好きだったので、海外でも呼びやすいような名前にしたのです」
SNSで友人が赤ちゃんの名前を批判
一見、何事もないようなやりとりですが、後日、泉さんは驚くような投稿を目にします。
「なにげなくYちゃんのTwitterを見ていたら、『友人の赤ちゃんの名前が、DQNネームだった』、『子どもは読みやすい名前が一番』、『私だったら一(はじめ)ちゃんってつける』と呟いていたんです。裏アカでもないし、鍵アカでもなかったので、思わず何度も見直しました」
泉さんはTwitterアカウントを持っていなかったので、Yさんのアカウントもフォローしていなかったそう。
「まさか、私が見ていないと思って、こんなことが呟かれているなんてショックを受けました」
泉さんは悩みましたが、面識のあったYさんの旦那さんに子どもの名前を中傷されたことを伝えました。
「するとLINEで謝罪を受けました。どうやらYちゃんは妊活中だったらしいですね……。私も子どもができて嬉しかったけれど、いろいろな立場の人がいるんだってそのとき、気づきました」
かつては、子どもがいない相手に子どもが載っている年賀状を送るのをはばかられるような風潮がありましたが、今は特定の相手だけに送られる年賀状よりもSNSなどで広く出産や育児について発信できるようになりました。
今回の出来事をきっかけに、SNSで子どもの話題ばかり投稿しないようにしようと泉さんは思ったそうです。
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<取材・文/池守りぜね イラスト/ただりえこ> 池守りぜね
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