インサイドセールスに向いている人

インサイドセールスのポジションを目指すなら「電話への抵抗感がない」ことが一番のポイントです。

顔が見えないコミュニケーションが主になるため、抑揚のある明るい話し方ができることも大切。コールセンター(特にアウトバウンド)の経験があれば活かせるでしょう。

また、非対面チャネルを使いこなす仕事なので、ツールのトレンドに敏感なIT関連の営業職経験者の方も適性があるのではないかと思います。あとはやはりインサイドセールスも営業職なので、指示を待つのではなく自分で次のアクションやトークを考えて行動できると良いですね。

まずは興味を持ってもらい、良好な関係を作る

私がインサイドセールス業務で気をつけているのは「こちらの要望を、一度のコールに詰め込みすぎない」こと。

ファーストコールは顔が見えない状態で「初めまして」なわけですよね。さらにこちらから電話をしているので、こちらの都合を相手にお願いするという状況です。

キーマンに繋がったらあれもこれも打診したくなる気持ちをグッとこらえて、まずは相手との関係を構築するところから始めるようにしています。つまり1回目の電話で契約をしてもらうのではなく、まずは商談の機会を承諾していただくことをゴールにし、2回目、3回目とフォローのお電話をしていく中で、徐々に契約という核心に迫っていくように努めています。

「接点を持ち、こちらに興味を持ってもらい、良好な関係を作る」これが営業の基本です。インサイドセールスも例外ではないと思います。

「インサイドセールス」ってどんな仕事? ― 気になるしごと―
(画像=『転職の地図』より引用)

インサイドセールスのやりがいは?

アポが取れたり、受注につながるといった成果はもちろん、インサイドセールスの大きなやりがいです。でも個人的には久しぶりにコールをした時に

「今はタイミングが合わないけど、何かあったら松岡さんにって決めてるんだよね」

などのお言葉を頂けた時が、すごく嬉しいです。

電話という情報量が限られたコミュニケーションの中で、信頼関係が築けたのだなと思うと、やりがいを感じますね。

あとは、先方とのちょっとした雑談も楽しむようにしています。一見アポには関係なさそうに思えますが、「XXさんのご趣味はXX」などをCRM(顧客データベース)のメモに残しておくと、次のコールの話のネタにもなりますし、純粋に自分が相手とちょっとお近づきになれた気がします(笑)。なので自分の覚書として、どんなに細かい話の内容でも、できる限り履歴に残すようにしています。

「インサイドセールス」ってどんな仕事? ― 気になるしごと―
(画像=『転職の地図』より引用)

私が社内初のインサイドセールス要員かつリモート社員ということで、初めての経験も多くありましたが、ここまで順調にやってくることができたのは、常に協力的な仲間達がいたからだと実感しています。

今後もインサイドセールスとしてはもちろん、その他にも多岐にわたる業務に携わりたいと思っています。

インサイドセールスとは

「顧客との良好な関係を非対面コミュニケーションで構築する仕事」

メールやWeb会議システムなどの非対面チャネルを駆使して、社内で行う営業活動及びポジション。コロナ禍の現代において、各社で急速に導入が進められている。通信環境が整っていればリモートワークでもすぐに始められる一方で、対面営業に相当する細やかな対応が必要とされる難易度もあり、やりがいも十分な注目のポジション。


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