別府地獄めぐりに由布院温泉、高千穂峡などの大人気スポットから、御船山楽園に菊池渓谷、都井岬などの穴場スポットまで、日帰りでの旅行・お出かけにおすすめな九州の観光スポット&エリアをご紹介します。

1.別府地獄めぐり(大分)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

地獄とは温泉噴出口のことで、その温度は99度を超えています。別府市内には複数の地獄がありますが、「別府地獄めぐり」でめぐる代表的な地獄は全部で7つ。5つは鉄輪温泉に、もう2つは柴石温泉近くにあり、そのうち海地獄、血の池地獄、龍巻地獄、白池地獄の4つの地獄が”別府の地獄”として国の名勝に指定されています。

すべての地獄をめぐるのに必要な所要時間は約3時間〜。日帰りでも十分地獄めぐりを楽しめます。

2.由布院温泉(大分)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

由布岳のふもとに広がる温泉郷。温泉街では藁葺き屋根の建物と現代の建物がよくマッチしており、また由布岳のふもとならではの豊かな自然と洗練された施設がミックスしています。

メインストリートの「湯の坪街道」にはお洒落なカフェや雑貨屋さんなどが並び、散策するだけでも楽しい気分に。地元の人たちと触れ合える共同浴場のほか、手湯や足湯もあるので、日帰り観光での一休みにぜひ立ち寄ってみてください。

3.高千穂峡(宮崎)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

阿蘇の火山活動で噴出した火砕流が五ヶ瀬川に流れ出し、急激に冷却されできた断崖で、国の名勝・天然記念物に指定されています。見どころの多い景勝地で、日帰りのドライブスポットとしてもおすすめです。

高いところで100mの高さになる断崖が7kmにわたって続き、うち1kmには遊歩道が整備されており自由に散策が可能。とくに下流側にある高さ約17mの真名井の滝が有名で、貸しボートでぜひ近くまで行ってみて。

4.門司港レトロ地区(福岡)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

明治22年(1889年)の開港以来、国際貿易港として栄えた門司港。現在でも当時の面影を色濃くのこすレトロな建物が多く残っており、福岡を代表する観光スポットのひとつとして人気を集めています。

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

木造の「門司港駅」や大正モダンな「旧門司三井倶楽部」などの洋館はもちろん、ショップやレストラン、美術館なども続々とオープンし、日帰りのお出かけ先にぴったりなエリアです。また焼きカレー発祥の地とも言われているので、訪れたらぜひ食べてみて。

5.桜島(鹿児島)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

鹿児島市街地から錦江湾を挟んでそびえ立つ「桜島」。現在も噴火が続く活火山ですが、フェリーで渡って気軽に観光を楽しめます。桜島港へは、鹿児島港からフェリーで約15分でアクセスすることが可能。日中は1時間に3便~4便運航しているので、日帰り観光でも十分に楽しめます。

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

また桜島へ行かなくとも、鹿児島県内の様々な場所から眺めることができます。桜島ビュースポットとして特に名高いのが「城山展望台」。城山は標高107メートルの高さで、大型観光バスも通れるほど道も綺麗に整備されています。

そのほか桜島フェリー乗り場からほど近い「ドルフィンポート」からも、錦江湾と桜島を一望できます。

6.端島(長崎)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

長崎港から南西の海上約17.5kmの場所にある、通称”軍艦島”とよばれる島。大きさは南北に約480m、東西に約160mととても小さく、明治から昭和にかけて海底炭坑によって栄えました。

最盛期の1960年(昭和35年)には、当時の東京都区部の9倍もの人口密度でしたが、1974年(昭和49年)に閉山、現在は無人島になっています。世界遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する資産のひとつで、ツアーでのみ上陸が可能。宿泊施設なども用意されておらず、日帰りでの見学のみ受け入れています。

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

高層ビルが建ち並ぶ側には安全面から訪れることはできませんが、かつての炭坑の現場を含め3つの見学スポットに立ち入ることができます。世界的に類を見ない島の成り立ちにも驚きますが、ガイドさんが当時の過酷な労働環境についても教えてくれ、炭坑という仕事や日本の歴史について深く考える機会となります。

7.青島神社(宮崎)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

青島の中心に位置する神社で、古事記にも登場する神話「海佐知毘古・山佐知毘古」物語の舞台。この物語に登場する神が祀られており、縁結びや交通安全などのご利益があります。

境内にはさまざまな願掛けや運試しがありますが、なかでも有名なのが、縁結びのご利益がある海神の祓(わたつみのみはらい)。願い符を御神水器(ごしんすいき)に浮かべ、符が溶けるまで真清水を掛けると願いが叶うと言われています。

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

また神社一のパワースポットと言われる「元宮」は、神社の境内とは思えないほどの熱帯樹木に溢れ南国ムード満点。元宮に行かずして青島神社を満喫したとは言えませんので、ぜひお参りしましょう。元宮は日没に合わせて閉鎖されますので注意を。

8.九重夢大吊橋(大分)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

鳴子川渓谷の標高777m地点にかかる長さ390mの橋。「九重“夢”大吊橋」という名前は、応募総数5,890点から一般公募で選ばれました。自然豊かなエリアにあり、日帰りのドライブスポットとしても人気です。

水面からの高さが173mあり、歩行者専用橋としては日本一の高さを誇ります。オープン当時は長さも日本一でしたが、2015年に完成した静岡県の「三島スカイウォーク」が長さ400mで日本一となったため、長さのトップの座は譲っています。

歩行者専用の吊橋のためスリル満点ですが、しっかりとした造りの丈夫な橋ですので安心して歩くことができます。橋の上からは絶景が楽しめ、日本の滝百選に選ばれた震動の滝の雄滝や雌滝、秋には九酔渓の紅葉、そして天気のいい日には雄大な九重連山を眺めることができます。

9.黒川温泉(熊本)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

2009年版『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星を獲得した温泉地。標高700メートルの田の原川渓谷の両側に旅館が並ぶ、小さな温泉地ながらも情緒を感じる街並みが魅力です。

各旅館の風情あふれる露天風呂3ヶ所に入浴できる「入湯手形」が人気。日帰り客のためのレンタル浴衣サービスもあり、日帰りでもしっかり温泉気分を満喫できます。

10.阿蘇山(熊本)

日帰り旅行に!九州のおすすめ観光スポット・エリア33選
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

2015年に噴火し、今なお活発な火山活動を続ける阿蘇山。有名なカルデラは「阿蘇中岳」の火口で、周辺には遊歩道が設置されています。もちろんカルデラも見ごたえがありますが、ゴツゴツとした溶岩流に覆われた景色を見ながらの散歩は、また格別。地球ではない別の星にいるような気分になれますよ!