全国に462店舗を展開する「なか卯」は、丼とうどんを主力メニューとした24時間営業のファストフードチェーン店です。高カロリーメニューが多いイメージもありますが、中にはダイエット中の方におすすめの低カロリーメニューもあります。早速チェックしていきましょう!
なか卯のカロリーが低い丼物メニュー3選
①サーモンいくら丼ミニ
なか卯の丼物の中で最もカロリーの低いメニューは、断トツで「サーモンいくら丼ミニ」です。並盛でも581kcalと、以降の食事量で調整できる範囲です。ご飯の量が少ないので、糖質制限ダイエット向きです。サラダやつけものなどのサイドメニューと合わせて食べると栄養バランスが向上します。
丼の具材はサーモン・いくら・錦糸卵といずれもカロリーが低い食材です。トッピングのごまと青ネギが見た目と味のアクセントを兼ねていて、ダイエット中でも美味しく食べられて満足できるおすすめのメニューです。
サーモンいくら丼のカロリー
ミニ | 383kcal |
並 | 581kcal |
②親子丼ミニ
「親子丼ミニ」は431kcalです。親子丼は並盛にすると699kcalで、低カロリーとは言えなくなってしまうので、ミニサイズがおすすめです。また、こちらもサラダなどカロリーの低いサイドメニューと合わせて食べるのがおすすめです。
親子丼の具材は鶏肉と玉ねぎと卵です。だしのきいた味付けに玉ねぎの優しい甘みと柔らかい鶏肉、そこに介在するふわとろの卵が後を引く美味しさです。ミニサイズの親子丼1杯で満足感を得られるように、ゆっくりと味わって食べましょう。
親子丼のカロリー
ミニ | 431kcal |
並 | 670kcal |
大盛 | 787kcal |
③和風牛丼ミニ
最後にご紹介する丼物メニューは「和風牛丼ミニ」です。ミニサイズで既に500kcalと、「低カロリー」というにはギリギリの数値です。和風牛丼は並盛だと715kcalです。これではもはや高カロリーメニューに属してしまいます。
和風牛丼の具材は、牛肉・玉ねぎ・白ネギで、特製ダレのコク出しに牛脂が使われています。具材の甘みを引き立てるしっかりとした味付けとガツンと来る食べ応えが、ダイエット中でも満足感を与えてくれる一品です。ただし、和風牛丼は全体的に糖度が高く、糖質制限ダイエットには向いている商品とは言えません。
和風牛丼のカロリー
ミニ | 500kcal |
並 | 715kcal |
大盛 | 909kcal |
なか卯のカロリーが低いうどんメニュー3選
①はいからうどん小・きつねうどん小
なか卯のうどんメニューの中で最もカロリーが低いメニューは、178kcalの「はいからうどんミニ」です。その次にカロリーが低いのは、お揚げの入った「きつねうどん小」228kcalです。
糖質制限ダイエットを考える場合、炭水化物をメインに構成された麺類は避けた方が無難ですが、ゆるやかな糖質制限をする場合なら、一日のトータル摂取量で考えて、この程度の炭水化物量であれば許容範囲内でしょう。
はいからうどんのカロリー
小 | 178kcal |
並 | 350kcal |
きつねうどんのカロリー
小 | 228kcal |
並 | 450kcal |
③釜たまうどん小・坦々うどん小
「釜たまうどん小」のカロリーは250kcalです。同じ炭水化物メインのメニューでも、栄養価の高い卵と一緒に食べる事で、質の良いタンパク質も摂ることができます。
「坦々うどん小」のカロリーは277kcalです。トッピングに特製そぼろとしてお肉が使われているので、腹持ちの良さが期待できます。
釜たまうどんのカロリー
小 | 250kcal |
並 | 383kcal |
坦々うどんのカロリー
小 | 277kcal |
並 | 551kcal |
③鶏塩うどん小・鴨うどん小
「鶏塩うどん小」は、鶏肉のタンパク質も摂れて271kcalと低カロリーです。特製の塩だれに燃焼効果のあるガーリックが使用されています。あっさりとしている中にもコクのある味わいが人気のメニューです。
「鴨うどん小」は308kcalです。鴨肉の胸肉とモモ肉の他、つくねやお揚げ、香りづけにゆずが添えられています。鴨肉にはビタミン類や鉄分など、ダイエット中に理想的な栄養素が含まれています。
鶏塩うどんのカロリー
小 | 271kcal |
並 | 537kcal |
鴨うどんのカロリー
小 | 308kcal |
並 | 585kcal |
興味のある方は是非チェックしてみて下さい。
なか卯のカロリーが低いそばメニュー3選
①小そばはいから
「小そばはいから」は248kcalと低カロリーで、小腹を満たすにはちょうど良いサイズです。なか卯のそばには全て、風味が強く喉越しが良い「二八そば」が使用されています。
同じ小サイズの「はいからうどん小」178kcalと比較すると、「小そばはいから」の方がカロリーが高い事が分かります。また、そばの糖質は100gあたり26.0g、うどんは100gあたり20.8gと、糖質においてもそばの方が高いという事実があります。
②鴨そば小
「鴨そば小」は362kcalです。具材には鴨うどんと同じく、鴨肉とつみれ、お揚げと青ネギと香りづけのゆずがトッピングされています。
鴨肉はビタミンと鉄分を豊富に含む他、不飽和脂肪酸を含んでいます。不飽和脂肪酸は本来、魚や植物に多く含まれるもので、血液をサラサラにしてくれる効果がある栄養成分です。
鴨そば
小 | 362kcal |
並 | 673kcal |
③ざるそば並(山わさび添え)
「ざるそば並(山わさび添え)」のカロリーは423kcalです。なか卯のざるそばのサイズには並盛と大盛がありますが、小サイズはありません。
ざるそばには山わさびが添えてあります。わさびには消化促進・整腸作用があり、体内の毒素を排出してくれる他、新陳代謝を高めてくれる作用があるため、ダイエット効果が期待できます。また、抗酸化作用もあり、美容にも良い食材です。
ざるそば(山わさび添え)のカロリー
並 | 423kcal |
大盛 | 608kcal |
なか卯のカロリーが低い定食メニュー3選
①目玉焼き朝定食・こだわり卵朝定食
なか卯の定食の中で最もカロリーが低い定食は「目玉焼き朝定食」と「こだわり卵朝定食」です。メニューの内容は、ライス並・半熟目玉焼き又は生卵・みそ汁・のりの4品で、いずれも総合カロリーは536kcalです。
非常に質素に見えますが、最低限の栄養バランスが揃っています。また、わかめやのりなどの海藻類には水溶性食物繊維が豊富に含まれていて、食事の栄養の吸収を穏やかにしてくれる働きがあります。そのため、血糖値の急激な上昇を抑え、太りにくい効果があります。
②銀鮭朝定食
「銀鮭朝定食」は545kcalです。メニューの内容は、ライス並・銀鮭・みそ汁・のりの4品です。牛丼や親子丼、麺類などの単品ものよりも栄養バランスが取れていて、満足感が得られる点が定食の長所です。
銀鮭に含まれるアスタキサンチンは、ビタミンCのおよそ6000倍もの抗酸化作用があります。さらに、銀鮭は必須脂肪酸であるDHA・EPA、糖質や脂質の代謝を促すビタミン類を豊富に含むといった、美容・ダイエットに適した食材です。
③納豆朝定食
非常に栄養バランスの整った「納豆朝定食」は、613kcalです。メニューの内容はライス並・納豆・生卵・みそ汁・のりの5品です。納豆が優秀な発酵食品である事は有名ですが、生卵や海藻類も前述の通り、ダイエットに適した食品です。
なか卯の定食には、他にもたくさんのバリエーションがあります。朝定食だけでなく夜定食のありますが、カロリーが低いものとしてご紹介できるのはここまでです。特に夜定食は高カロリーなメニューが多いため、ダイエット中や糖質制限中の方にはおすすめできません。