近年、話題になっている「ねこねこチーズケーキ」は見た目のかわいらしさだけでなく、本格的な味わいにも満足できる猫形チーズケーキの専門店。

「にゃんチー」「ふぃにゃんシェ」のパッケージ(株式会社オールハーツ・カンパニー)

 Yahoo!検索大賞2020の食品部門を受賞した「ねこねこ食パン」と同じく、株式会社オールハーツ・カンパニーが生み出したブランドで猫好きさんだけだなく、全国の甘党さんからも絶大な支持を得ています。

 そんな「ねこねこチーズケーキ」から販売されている「にゃんチー」と「ふぃにゃんシェ」のパッケージには、リアルでかわいらしい猫の絵が。「つい手に取りたくなる…!」と、人気を博しています。

ペットテック企業で働くイラストレーター・Coonyさん

「ずっと保護活動がしたかった…」“猫専門イラストレーター”が見つけた支援の形
(画像=『女子SPA!』より引用)

猫専門イラストレーターのCoony(クーニー)さん

 このパッケージを手掛けているのは、猫専門イラストレーターのCoony(クーニー)さん(@Coony_illust)。

 実はCoonyさん自身、2匹の愛猫と暮らしている猫好きさん。普段はペットテックベンチャー「PETOKOTO」にジョインし、保護犬猫のマッチングサービス「OMUSUBI」やペットライフメディア「PETOKOTO」、フレッシュドッグフード「PETOKOTO FOODS」というサービスを運営しています。

好きな先輩から褒められて「猫専門のイラストレーター」に

 Coonyさんはもともと、アパレルやライフスタイルのブランドで活躍していたデザイナーさん。猫専門のイラストレーターになったきっかけは、意外な理由でした。

「かわいいと思っていた女の先輩に気に入られたくて、その方の猫ちゃんをドローイングしてプレゼントしたら、すごく褒めてくれて。『この絵で何かやったほうがいいよ』と猛プッシュしてくれました」

 そこで、インスタグラムを開設。猫アートを販売し、売上の一部を保護猫活動に寄付するようになりました。

「ずっと保護活動がしたかったけれど、本業のデザイナーという職業柄なかなか時間の確保が難しくて、ボランティア活動探しが難航していました。でも、イラスト販売であれば空いた時間に自分のペースで支援ができると思い、活動を開始しました」

「ずっと保護活動がしたかった…」“猫専門イラストレーター”が見つけた支援の形
(画像=『女子SPA!』より引用)

世界猫の日に描かれた作品

「猫専門」とうたうのは自身が猫と暮らしているからだけでなく、犬猫の殺処分の8割が猫だという現状を変えたいから。

「売り上げの一部を保護猫活動に活かすことが、私にできる支援の形だと思っています。かわいい、欲しいという猫好きさんの気持ちがそのまま支援になる仕組みを作りたかったですし、これからも継続させていきたいです」