ヒーロー映画『スパイダーマン』シリーズで知られる英俳優のトム・ホランド(25)が、アメリカで放送されている朝の情報番組に登場。その際、母親にまつわるオモシロ裏話を披露した。

現地時間2月18日、米トーク番組「ライブ・ウィズ・ケリー」に出演したトムは、かつて『スパイダーマン』の撮影中に自身の母親がプロデューサーに電話をかけ、ある要求をしたことを告白。なんでも、体に密着するタイプのスーツを着ながら撮影に臨む息子の健康状態を心配してか、トイレ休憩の時間をもっと増やすよう直訴したのだという。

トムによれば、スパイダーマンのスーツにはジッパー(チャック)がついていないのだそう。それを聞くだけでも、いかにスーツを着るのが大変かが伝わってくるが、2017年に公開された第一作目の単独主演映画『スパイダーマン:ホームカミング』のワシントン記念塔のシーンは、特にキツかったようだ。

同作では、ワシントンD.C.で行われた全米学力大会に参加した学友たちがワシントン記念塔を見学するシーンがあるのだが、ピーターの親友ネッドが持っていた“エナジーコア”という物体がエレベーター内で突如爆発。トム演じるピーター・パーカー/スパイダーマンは彼らの命を救うため、無我夢中でワシントン記念塔によじ登るのだ。