長野県南佐久郡佐久穂町へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!美しい原生林、透き通った白駒の池、町内を流れる千曲川。自然の魅力にあふれています。南佐久郡佐久穂町の基本情報や周辺へのアクセス、移住支援制度をまとめました。南佐久郡佐久穂町に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

長野県南佐久郡佐久穂町ってどんなところ?

自然が豊かでアウトドアレジャーに訪れる人が多い一方、住民が買い物や病院に困らない、ちょうどいい田舎といわれています。花、野菜、果物の生産、林業が主な産業です。2005年に佐久町と八千穂村が合併して発足した町です。町名は旧町名、旧村名の「佐久」と「穂」の文字を取って命名されました。

佐久穂町の地理

佐久穂町は長野県の東部に位置し、西側には北八ヶ岳や八千穂高原、東側は茂来山や古谷渓谷があります。町の中心には南北に千曲川が流れ、川沿いの低地と標高740mから1200mの辺りに住宅があります。町の中心部からおおよそ10キロ圏内に住宅地、公共施設などが集まるコンパクトな町です。町の中心あたりの国道141号線沿いには大型スーパー、ホームセンター、コンビニなどが並び、食料や日用品の買い物には困りません。駐車場もゆったりしているため車での移動が便利です。

佐久穂町の気候

気候は内陸性気候で、夏と冬、昼と夜の寒暖の差は大きいものの、年間の日照時間は約1822時間と長めで、寒さの厳しい冬を除けば暮らしやすい環境です。最高気温は34.8度、最低気温はマイナス13.7度になり、年間平均気温は11.6度です。積雪は年数回で5〜30cm程度、30cmを超える雪は年1〜2回程度です。冬期の光熱費は都市圏に比べて高くなり、場合によっては冬の光熱費が夏の倍以上になることもあります。

佐久穂町へのアクセス

車利用の場合、東京からは中央自動車道経由で約1時間40分ほどです。八ヶ岳高原線とも呼ばれるJR東日本の小海線が通り、佐久穂町内には映画のワンシーンに登場するような風情ある羽黒下駅、海瀬駅、八千穂駅、高岩駅があります。となりの佐久市へは車で約20分、上田市や軽井沢町まで約60分ほど。移動のために車は必需品で、1人1台持っている家も少なくありません。11月〜3月頃まではスタッドレスタイヤの装着が必要です。

長野県南佐久郡佐久穂町の移住支援制度

長野県南佐久郡佐久穂町に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

佐久郡佐久穂町の移住者への支援制度を紹介します。利用する場合は市のホームページや窓口で、実施の有無、条件などを確認してください。

空き家・空き地バンク

U、J、Iターンによる定住などを希望される人へ、佐久穂町内にある空き家、空き地の情報を提供しています。利用できるのは定住または定期的に滞在して、経済、教育、文化、芸術活動などで地域の活性化に寄与できる人、佐久穂町の自然環境、生活文化などに対する理解を深め、地域住民と協調して生活できる人となっています。空き家一覧のページでは所在地、概要、物件の外観、価格、賃貸か販売かなどを見ることができます。利用には事前に登録が必要で、登録後に物件見学ができます。見学希望日の原則1週間前までに申し込んでください。町は情報の紹介のみを行い、交渉は契約に関する媒介業務は、町と業務提携を結んだ専門の不動産業者が行います(媒介に係る仲介手数料が発生します)。

創業支援

佐久穂町では創業支援等事業計画に基づき、創業支援等事業を行っています。ワンストップ相談窓口への相談、創業塾の受講をして町の認定を受けると、登記にかかる登録免許税の軽減など、国が定める優遇措置を受けられるとともに、町の補助金制度が利用できます。ワンストップ相談窓口では創業に関する相談を受け、各種情報提供や紹介を行っています。創業塾では創業に必要な知識や心構え、財務など、実務的な内容も含めたセミナーを開催しています。計15時間ほどの集中講義で、年度1回開催予定です。

空き店舗等改修費用補助、空き店舗等賃料補助

佐久穂町が行っている補助金制度があります。空き店舗等賃料補助は、空き店舗や空き家を借りて創業する場合に賃料の一部を補助する制度です。創業の日から5年間、賃料を月額の1/3以内(上限3万円)まで補助します。空き店舗等改修費用補助は、同じく空き店舗や空き家で創業する場合に改修費用の一部が補助されます。対象経費の1/2以内(上限30万円)で1回限りとなります。問い合わせは佐久穂町産業振興課商工観光係、佐久穂町商工会へ。