【7】常磐神社（ときわじんじゃ）
三大庭園の一つとしても有名な偕楽園と隣接しており、水戸黄門で名高い徳川光圀（とくがわみつくに）公と幕末の賢君として名を馳せた徳川斉昭（とくがわなりあき）公を祀る神社です。
明治に社号を賜った神社で、歴史的にはまだ浅いですが、両公の徳を慕う人々の想いから創建され、今でも初詣客は水戸で1番を誇るそうです。文武両道の御利益があると言われ、受験シーズンには、多くの人々が訪れます。
【8】花園神社（はなぞのじんじゃ）
山の神・大山咋大神（おおやまくいのおおかみ）に山々を守護する神・大山祇大神（おおやまづみのおおかみ）、国造りと産業の神・大物主大神（おおものぬしのおおかみ）をご祭神とするのが、茨城の森の奥に鎮座する花園神社。
神域を感じさせる森の中は、巨大な杉の木が林立しています。杉の中にはこぶがある木が妊婦に見えることから、子宝・安産のご神木とされるものも。
山王さまのお使いは猿という音から、「勝る」や「魔が去る」と考えられ、勝負運の神や魔除けの神として信仰されてきました。猿が、音読みでは「えん」という音から、猿が縁を運んできてくれると考え、商売繁盛や縁結びの祈願を受けに来る方も多くいるそうです。
【9】常陸国出雲大社（ひたちのくにいずもたいしゃ）
大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）をご祭神とする縁結びの神様。境内に進んでいくと、長さ16m、重さ6tと巨大なしめ縄に驚かされます。境内の奥に進むと、これまた巨大な大国主命（おおくにぬしのみこと）が鎮座し、その手のひらには、可愛らしい少彦名命（すくなびこなのみこと）がいらっしゃいます。この神様たちは、一緒に国造りをされたと伝えられています。
【10】ほしいも神社
誉田別尊（ほむたわけのみこと）をご祭神とする堀出神社は、古くから学問・厄除け祈願の神様として信仰されてきました。令和元年、その境内に建立されたのが、ほしいも神社で、黄金の鳥居がずらりと並んでいます。
「ほしいもの」がすべて手に入りますようにという思いを込めた神社で、境内には干し芋を販売する自販機まで設置され、SNSで話題のスポットとなっています。
【11】村松山虚空蔵堂（むらまつさんこくうぞうどう）
伊勢の朝熊虚空蔵尊、会津の柳津虚空蔵尊とともに、日本三大虚空蔵の一つで平安時代に創建されています。天照皇大神（あまてらすすめおおかみ）、天手力男神（あめのたぢからおのかみ）、萬幡豊秋津姫神（よろづはたとよあきつしひめのみこと）の三柱を御祭神としてお祀りし、頭脳明晰、記憶力増進、成績向上、技芸上達のご利益があるとされています。
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